おはようございます。 この週末は風が強くて大変でした。
緊急事態宣言も解除されましたが、依然として感染対策は必要。菅首相はマスク、手洗い、「3密」回避を徹底することが重要だと述べました。リバウンドを防ぐため、どのような方策を取るのでしょうか。
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ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は3月18日、AmazonやDisney等と長期放映契約を結んだと発表した。
NFLは世界最大のスポーツリーグで、レギュラーシーズンの視聴者数は1試合あたり平均1,540万人。スーパーボウル(決勝戦)に至っては視聴率40%超えで、毎年1億人近くが観戦する。
Amazonは木曜夜の試合枠をプライムビデオで独占配信する予定。ストリーミングサービスがNFLの独占放映権を獲得するのは初めてで、期間は2023年〜2033年の11年間だ。
Disneyも傘下のテレビ局やケーブルテレビで契約を結んだ。NFLが各社と結んだ契約金額は総額1,000億ドル(約11兆円)以上と報道されている。
ちなみに日本では、JリーグがDAZNと独占放映権(無料テレビ放送以外)を結んでいる。以前はスカパー!が独占放映権をもっていたが、破格の金額で奪取したのがDAZN。それでも当時の契約金額は10年間で約2,100億円。NFLの契約金額はその50倍だ。
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つい先日上場した米国テクノロジー企業「Olo」。レストラン向けのオンライン注文プラットフォームを手がける。
創業者のノア・グラスは17歳の頃、ピザの配達員をしていた。その非効率さを自ら体験したのち、起業家支援NPO「エンデバー」で働き始める。
インターネット通販の普及が本格化してからも、飲食業のデジタル化は全く進まなかった。それもそのはずで、カフェで出される温かいコーヒーを倉庫から発送することなどできない。
そこで考えたのが、携帯端末を通じてレストランやカフェに事前注文、店に着いた時に熱々の料理を受け取れる仕組みだ。2005年に会社を設立し、それから15年後に大波がきた。
Oloのアプローチは、Uber EatsやDoorDashといった企業とはまた違う。先日の記事でご紹介したので、ぜひチェックしていただきたい。
自動運転技術を開発する中国企業「Momenta」が19日、トヨタ等から5億ドルを調達したことを発表。投資元にはダイムラーやテマセク、テンセントも名を連ねる。
創業者のCao Xudong氏は元マイクロソフトの研究者。大きな波が実業界に訪れると考え、2015年にAIスタートアップ「SenseTime」に入社した。
SenseTime(商汤科技)は世界で最も価値の大きなAIスタートアップと言われてきた。2018年にはソフトバンクも出資、直近の評価額は120億ドルと言われる。
Xudong氏はSenseTimeで研究部門をゼロから100人規模に育てた。新たな挑戦を求めて2016年にMomentaを設立。それから2年で評価額10億ドルに達した。
Momentaは自動車を作らず、自動運転を実現する技術の開発に徹する。テスラの台頭もあり、大手自動車メーカーからの引き合いが強まる。
技術競争は激しい。ライバルのPony.ai(評価額53億ドル)にはトヨタも出資した。5億ドル超を集めたWeRideなどのプレイヤーも中国にはいる。
2021年末までに複数の顧客がMomentaの技術を使う車両の大量生産を始め、2024-2025年までには、何百万台という車両に搭載される可能性があるという。
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