おはようございます。 イーロン・マスクは14日、「柴犬をゲットすることにした」とツイート。
彼もようやく、その魅力に気づいたということですね。柴犬は1936年に国の天然記念物に指定された、日本犬として唯一の小型犬です。
「柴犬」という名前は中部山岳地方で使われたもの。地方名が付いていないのも、天然記念物の日本犬の中で柴犬だけです。
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フィンテック企業「Stripe」が新たに6億ドルの資金を調達し、評価額が950億ドルに達したと発表。日本円で10兆円を超える非公開企業だ。
調達した資金を使って欧州展開への投資を進めるほか、国際送金や「Treasury」ネットワークの拡大に注力する。
Stripeの「Treasury」サービスは、API一つで金融サービスを提供できるようになる「Banking as a Service」。今のところ招待限定での提供だが、あらゆる企業が銀行機能を内包できる可能性を秘める。
Stripeは2019年の時点で年間数千億ドル(=数十兆円)もの金額を取り扱い、2020年にはオンライン化が急加速した。それでも、世界のコマースに占める比率は14%に過ぎない。
Stripeを創業したのはアイルランド出身のコリソン兄弟。開始当初の2009年、二人は20歳前後の大学生だった。地元は田舎で、ひたすら本を読んでいた。
二人とも学業優秀で、兄パトリックは16歳でMITに進学(弟はハーバード)。間もなく会社を創業すると、10代のうちに売却してミリオネアになった。
面白いのは、当初のStripeが「PayPalでいいじゃん」と言われ投資家に断られていたことだ。ところが、ピーター・ティールやイーロン・マスクがStripeに出資。どちらもPayPalの創設者である。
Strainer
日本生まれの動画配信サービス「U-NEXT」が好調だ。
直近四半期には売上高140億円、営業利益17.5億円にのぼった。国内シェアはNetflix、Amazonに続いて3位につけている。
U-NEXTには、他の動画配信サービスにはない特徴がある。その一つは、「動画だけじゃない」ハイブリッドモデルだということ。
2015年に東芝の電子ブックリーダー「BookPlace」を継承。2019年にはサービスごと『U-NEXT』に統合し、一つのアプリ内で動画も電子書籍も見られるようになった。
U-NEXTなら、『鬼滅の刃』のアニメを楽しんだ後、マンガ版の原作を楽しむといった使い方ができるのである。言うまでもなく、ヘビーユーザー向けの機能だ。
競争市場でU-NEXTがどんな戦略を敷いているか、昨日の記事でご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
再生医療に関する事業を展開するセルソースが2020年11月〜2021年1月期決算を発表。売上、営業利益ともに四半期の過去最高を更新した。
セルソースが扱うのは、変形性膝関節症、乳房再建、不妊治療など。医療機関から受託する形で、患者の血液などから治療用の加工物を生成。「再生医療のセントラルキッチン」と説明される。
提携医療機関は653院(前年比89%増)に拡大。加工受託件数は前年比60%増の3,067件となり、11月には1日あたりの平均受託件数が過去最高を更新した。
今回の決算発表にあわせ、事業戦略の説明会も実施した。整形外科から形成外科、産科婦人科、呼吸器科など対象診療領域を広げるほか、グローバルへの展開も目指す。
代表の裙本氏によると、2040年時点の再生医療は日本だけで市場規模9,100億円を見込む(現在は570億円程度)。世界では12兆円規模に膨らむといい、今後のアップサイドの大きさをアピールした。
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