おはようございます。 ECB(欧州中央銀行)は11日、債券購入を前倒しで実施すると表明しました。
債券利回りの上昇が懸念される中、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の買い入れを次の四半期に大きく加速する方針。
PEPPの総額は1兆8,500億ユーロ(約240兆円)で据え置き。中期的インフレ見通しは依然として弱く、2021年の一時的なインフレ上昇は重視しないといいます。
©2021 The LEGO Group.
デンマークの玩具ブランド「LEGO」が好調だ。
全体売上高は前年比13%増の437億DKK(≒7,623億円)。営業利益は同じく129億DKK(≒2,250億円)に拡大。営業利益率30%の優良企業である。
消費者向け販売は前年比21%もの伸長。全ての地域で二桁%増収を実現し、中でも中国、アメリカと西欧、アジアの伸びが著しい。
2020年8月には『LEGO Super Mario™』を発売、任天堂との連携は大いに話題を呼んだ。
LEGOの創業は1932年。大不況の最中、オーレ・キアク・クリスチャンセンが木製の玩具を作り始めた。名前の由来はデンマーク語「leg godt (よく遊べ)」。
現会長は創業者のひ孫。CEOはプロ経営者のニールス・B・クリスチャンセン(綴りは異なる)が務める。不調と言われた2017年に参画した。
クリスチャンセンCEOは「過去2年、長期成長を実現するための大規模な投資を行ってきた」と説明。中でも製品面とEコマースの取り組みを強化し、2020年に実を結んだ。
LECO.comの訪問者は2.69億人に倍増。134の新店舗を出し、そのうち91店舗は中国にある。総店舗数は678店舗。アリババの天猫(T-mall)にも進出、100万人超のフォロワーを獲得した。
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ナスダックに新規上場予定の米国企業「Applovin」。モバイルアプリ向けの成長支援プラットフォームを手掛ける会社だ。
2011年に創業し、2年と経たないうちに年商1億ドルペースに到達。Spotifyをはじめ有名アプリの成長に携わった。
中核領域として選んだのがモバイルゲームだ。無料でプレイできるゲームは、課金以外にも「広告を見たら続きをプレイ」するタイプが増えた。すでにゲームを楽しんでいるから、相互送客は成立しやすい。
やがてApplovinは、自らゲームアプリを開発する道を選ぶ。2020年には売上が急増したが、その半分はアプリ課金によるものだ。
なぜプラットフォームでありながら、自らゲームを開発するのか?昨日の記事で論じたので、是非チェックしていただきたい。
オンライン印刷ECなどを手掛けるラクスルが、2020年8月〜2021年1月期決算を発表。
ネット印刷サービス「ラクスル」の他に、運用型テレビCMプラットフォーム「ノバセル」や運送マッチングサービス「ハコベル」などを展開する。
「ラクスル」の累計登録ユーザー数は個人・法人を合わせて26.1%増の136万ユーザーに拡大。1月上旬〜中旬に緊急事態宣言によるマイナス影響はあったものの、前回と比べると影響は限定的だという。
「ノバセル」は売上高が前年比68%増の12.5億円に伸長。新規顧客の増加と放映案件の大型化が成長を牽引した。
ラクスルでは2014年から広告主としてテレビCMを実施。その経験を元に「ラクスル」の集客支援サービスの一環として、テレビCMを低価格で実施できるサービスを始めたことがきっかけだった。
「ハコベル」も前年比57.1%増収で好調だ。年末年始のフードデリバリー需要が売上に寄与(2億円強)。四半期での注文件数は前年比47.9%増の5.2万件、注文単価は6.2%増の1.9万円となった。
2021年7月期の通期売上高は270〜280億円(前年比25.6%〜30.3%増)を見込む。
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