おはようございます。 3月10日は「砂糖の日」。
サトウキビはニューギニアが発祥とされ、何千年も前から茎に甘い汁が含まれることが知られていました。砂糖の製造は古代インド北部で始まったといいます。
日本には遣唐使によって中国から伝来。江戸時代には琉球・奄美でも製造が始まり、薩摩藩は莫大な収益を獲得。明治維新の原動力になったと言う学者もいます。
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パナソニックが、かねてより提携していた米国企業「ブルーヨンダー(BlueYonder)」を買収する方針を固めたと日経が報じた。
ブルーヨンダーが手掛けるのは、サプライチェーンの効率化に特化したソフトウェア。AIを活用し、計画系、流通系、物流向けなど、幅広い用途に提供される。
従来のサプライチェーンでは、計画→調達→製造→配送の流れが一方向で、社内外や部門間の縦割り組織でデータが分断されがちだ。何かを変えようとすると、時間がかかってしまう。
ブルーヨンダーは、ここにセンシングや機械学習の技術を取り入れる。各現場の状況をリアルタイムで可視化。データ連携を強め、需要に対して最速・費用対効果の高い対応を可能にすることを目指す。
ブルーヨンダーが強みとするのはソフトウェア側面。現場のデータを自律的に吸い上げるには、高度なセンシング技術が必要だ。
2019年、パナソニックの位置デバイス技術と、ブルーヨンダーのソフトウェア開発力を組み合わせたソリューションの共同開発を発表。11月には合弁会社を設立した。
2020年5月には戦略的パートナーシップを拡大、20%の株式持分を取得。そして2021年、今回の報道に至った。
報道について、パナソニック側は「当社が公表したものではない」「現時点で決定した事実はない」とコメント。今後の動向に注目したい。
Strainer
ニューヨーク証券取引所に近く上場する「Coursera(コーセラ)」。スタンフォード大の教授陣が立ち上げたオンライン教育サービスだ。
驚くのは売上構成である。2020年、米国向けは49%。売上の半分以上が海外からきている。
一般に米国のテクノロジー企業は、国内で十分なシェアを獲得してから海外を攻めるケースが普通だ。米国だけでも巨大な市場があるので当然である。
Courseraが海外向けに強いのは、事業の性質による。彼らは主に米国の名門大学と連携し、教育コンテンツを配信する。当初から、創業者の二人はその重要性に気づいていた。
完全オンラインで修士課程を取得できる「Degrees」の事業モデルも興味深い。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。
機能性食品素材などの開発・販売を手がけるファーマフーズの成長が著しい。
1997年に創業したバイオ企業。GABAを含有した機能性素材「ファーマギャバ」の販売で業績を伸ばし、2006年6月に東証マザーズに上場。今年2月には東証1部に昇格した。
直近の好業績を牽引するのは通販事業。なかでも育毛剤「ニューモ」(税込5500円/75ml)の伸びが顕著だ。 テレビ広告の強化で顧客獲得が進み、2019年11月の発売から累計販売本数は400万本を突破。2020年度のヘアケア市場で最も売れた商品となった。
育毛用のサプリメントを「ニューモ」とあわせて購入する比率も高まり、顧客単価の上昇が続く。白髪染め「ヘアボーテ」なども好調で、通販事業の定期顧客は前年比3倍の77万人となった。
機能性素材事業の売上高は前年比35%増の7億円。主力のGABA製品のほか、中国を中心に美白素材「セレプロン」の販売が伸びた。
2Q累計では広告宣伝の増加で営業赤字となったが、獲得した顧客の収益貢献により通期では20億円の黒字を確保する見通しだ。
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