2021年03月10日 07:00
学びを輸出する会社
Strainer

ニューヨーク証券取引所に近く上場する「Coursera(コーセラ)」。スタンフォード大の教授陣が立ち上げたオンライン教育サービスだ。

驚くのは売上構成である。2020年、米国向けは49%。売上の半分以上が海外からきている

一般に米国のテクノロジー企業は、国内で十分なシェアを獲得してから海外を攻めるケースが普通だ。米国だけでも巨大な市場があるので当然である。

Courseraが海外向けに強いのは、事業の性質による。彼らは主に米国の名門大学と連携し、教育コンテンツを配信する。当初から、創業者の二人はその重要性に気づいていた。

完全オンラインで修士課程を取得できる「Degrees」の事業モデルも興味深い。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。