おはようございます。 一説によると1853年の今日、米国のジョージ・クラムがポテトチップスを発明したそう。
きっかけは、フライドポテトを注文した客から「厚すぎ」と苦情を言われたこと。ちなみに日本では「湖池屋」が初めてポテチを販売。創業者が飲食店でその美味さに感動し、試行錯誤の末に1662年、「のり塩」味を発売しています。
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米国のフィンテック企業Upstart Holdingsが売上を大きく伸ばしている。
個人向けAI融資プラットフォームを提供。学歴やキャリア、生活費といった情報から与信を分析し、ローンを借りたい個人をパートナー銀行に紹介する。
従来型の信用スコアでは個人の信用力が適切に評価されてこなかったとし、より低い金利でのローンを実現。71%は即座に承認され、完全に自動化されている。
2021年4〜6月期の売上高は前年比11倍の1.9億ドル。コロナ禍からの反動もあり、大幅な増収となった。
銀行パートナーが組成したローンは28.7万件、総額28億ドル(同17倍)にのぼる。リクエストからの成約率は24%と、前年の9%から大幅に改善した。
狙う市場は米国の消費者ローン4.2兆ドル市場。そのうち6,350億ドルが自動車ローン市場だ。対応地域は47州に拡大。これで米国人口の95%をカバーできる。
3月に買収したProdigy社を通じ、販売された車両の総額は10億ドル以上。自動車ローンの組成に参加する銀行パートナーはまだ5つだ。
営業利益は3,630万ドル(売上比19%)と収益性も向上。株価は昨年末から6倍以上にふくらみ、時価総額150億ドルを超える。
中国のEコマース企業JD.comが成長を続けている。
8月23日に発表された4〜6月期決算で、売上高は前年比26%増の2,538億元(≒4.3兆円)。営業利益は3億元(≒51億円)にとどまった。
年間購入者数は5.3億人(前年比27%増)。急成長する拼多多(Pinduoduo)やアリババグループが目立つが、JDにも日本人口の4倍を上回る利用者がいる。
LVMHグループとの連携を強化し、傘下のブルガリは137年の歴史で初めてネット通販事業者と協業。618商戦では18日間で236を超えるブランドが売上1億元(≒17億円)を超えた。
ヘルスケア事業(JD Health)ではUCB Chinaとの連携を強化、同社の抗アレルギー薬『Zyrtec』流通における戦略パートナーになった。AstraZenecaやSanofiとは直販フラグシップ店舗も展開する。
5月には物流部門「JD Logistics」が香港メインボードに上場。6月末時点で1,200もの倉庫拠点を有する。JD Healthと連携して「コールドチェーン」を確立、100を超える都市をカバーしている。
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著名投資家のピーター・ティールが設立したPalantir。CIAや米軍向けにソフトウェアを提供してきた会社だ。
現在もCEOを務めるのは、ティールのロースクール時代の同級生だったアレックス・カープ。太極拳をたしなみ、ルービックキューブを三分以内で解くことができる。
2005年から2008年までにかけて、Palantirの顧客はCIAだけだった。それにも関わらずカープの謎の魅力もあって、スターエンジニアを採用するのは得意だったという。
事業が独特なら、その沿革もユニークだ。昨日の記事ではPalantirの創業からの経緯についてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
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