おはようございます。 昨日の冒頭文は朝のニュースレターとして不適切だったと、深く反省いたしました。
原因は米国決算が重なったことによる寝不足と、冒頭文の検討に十分な時間が割けなかったことにあります。今後は朝7時の配信を目指しつつも品質を優先し、一方では採用を強化します。ご興味ある方はこちらより、お気軽にご応募ください。
Shutterstock
パンデミックの拡大から1年以上が経過し、米Amazonの業績にも変化の兆しが見える。現地時間29日に発表された4〜6月期決算で、売上高は前年比27%増の1,131億ドルとなった。
前年比40%以上の増収が続いていたオンラインストア(直販)売上は前年比16%増の532億ドル。サードパーティ売上は251億ドル(同38%)と力強い数字だが、前回までは50%以上の増収が続いていた。
高い収益を誇る「AWS」事業は前年比37%増収の売上148億ドル。Eコマース領域とは反対に、売上成長が加速した。営業利益は42億ドルと、グループ全体(77億ドル)の半分以上を稼ぐ。
従業員数は前年比52%増の133.5万人。この三か月で6.4万人を加えた。インドでは従業員とその家族10万人以上にワクチンを提供するなど、関係者の支援も続ける。Amazonは100万人の関係者へのワクチン提供を宣言している。
3Q(7〜9月期)の売上高は1,060〜1,120億ドルを予想。前年比10〜16%の増収にとどまる見込みだ。COVID-19関連費用として10億ドルを見込み、営業利益は25〜60億ドル(前年同期は62億ドル)に減少する計画である。
株価は時間外で約7%もの急落。長年続く株高に対し、警鐘を鳴らす声も目立ってきた。ビッグテックに対する評価が今後どう変わるかには注目したい。
Strainer
Appleの業績が拡大している。2021年4〜6月期の売上高は前年比36.4%増の814億ドル。『iPhone』の販売増がけん引し、3Qとしての過去最高を4期連続で更新した。
注目したいのは「サービス」収益が伸び続けていること。「クラウドサービスや動画、音楽、App Storeなどあらゆる分野が好調」だとルカ・マエストリCFOは自信を見せる。
直近では有料ポッドキャスト機能をローンチするなど、新たな取り組みも奏功。Appleプラットフォーム全体の課金者数は足元で7億人を突破した。
サービス領域での施策をはじめ、Appleの直近の動向ついて昨日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。
オンライン証券事業などを営むマネックスグループが好調だ。28日に発表された2021年4〜6月期決算で、営業収益が前年比90%増の271億円、営業利益は同458%増の111億円となった。
牽引するのは、前四半期に引き続いて「クリプトアセット」事業。2018年にコインチェックを36億円で取得し、それから3年後に再び暗号通貨ブームが到来、波に乗った。
旧株主への利益分配(アーンアウト)期間が完了したことで、グループ入り後の税引前利益は過去最高の90億円(前四半期比1.4倍)に。
中でも興味深いのが、いわゆる「オルトコイン」の収益貢献だ。
1年前、ビットコインの収益貢献度は半分以上を占めていたが、直近では12%に。より多くの通貨を取り扱うことに注力し、国内の暗号資産取引所として取扱通貨数ナンバーワンだとアピールする。
コインチェックのアプリダウンロード数は415万件(前年比40%増)。本人確認済口座数は135万口座(同41%増)にのぼる。本人確認済口座の6割は2〜30代と、若年層の利用が多いのが強みだ。
今年3月からは『Coincheck NFT』のβ版で収益化も開始。7月には『Coincheck IEO』も開始し、早くもPalette Tokenが約200億円を集める実績が出ている。
伸びてる産業、会社、事業を紹介しまくるStrainerのニュースレター。未来をつくる人に貢献したいという思いで、運営を頑張っています。
無料の読者にも毎回3トピックをご紹介。損することは何もありません。是非、ご家族やご友人、先輩後輩に紹介してみませんか?
ご紹介いただいた暁には、感謝の気持ちとしてオリジナルグッズをお贈りします。 紹介方法はとてもシンプル。以下の3ステップで完了します。詳細は以下のリンクからご覧ください。
🍵 招待ページへ
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン