おはようございます。 Twitterは課金機能「Super Follows」「Ticketed Spaces」について、試したいユーザーの募集を始めました。
課金額に対し、Twitter側がとる手数料は3%。累計の稼ぎが5万ドルを超えたら、その後の手数料が最大20%まで拡大するという体系です。アプリの場合はAppleなどへの30%手数料が加わることになります。
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シェアオフィスを運営する「WeWork」は6月21日、事業概況を公表。パンデミックの拡大以来、復調が進んでいることをアピールした。
足元2か月は2019年9月以来で最も高い水準に。入居率(occupancy)も5月末時点で53%。『All Access』会員は2万件近くと、3月(1.5万人)と比べ33%も拡大した。
物件ポートフォリオは38か国に767拠点、ワークステーションは94.7万件、総会員数は50.5万件となった。解約率はコロナ以前の水準に回復したという。
WeWorkはフランチャイズを中心にアセットライトなアプローチで事業拡大を進める。
イスラエルでは現地の不動産会社「Ampa」と協業。ソフトバンクの中南米ファンドとも合弁会社を設立し、アルゼンチンやブラジルなどに進出。中国やインド、日本を含め212拠点をこのモデルで展開している。
ポートフォリオ全体の最適化も進め、3月以降17件で撤退。51件について(契約内容の)修正も進めた。一連の取り組みは、6月末までに完了する見込みだ。
WeWorkは今年3月に「SPAC」との合併を通じて上場する計画を発表、企業価値90億ドルを見込むとした。創業者アダム・ニューマンとの「離別」が難航したことも報じられた。
英国のフィンテック企業「Revolut」が資金調達に向けて動いているとBloombergが報じた。評価額は200億ドル以上にのぼる見込みだという。
前回は2020年、評価55億ドルで5億ドルを調達。今回の報道が真実になれば、一気に数倍規模まで評価額が膨れ上がることになる。
Revolutは次世代銀行、いわゆる「チャレンジャーバンク」の代表的存在だ。あらゆる金融サービスをスマホで利用でき、利用者は1,500万人を超えた。
2020年の売上高は2.61億ポンド(前年比57%増)と、暗号通貨の資産高が牽引。一方、営業損失も1.22億ポンドに拡大した。
伝統的な銀行は動きが遅く、(みずほ銀行を見れば明らかなように)テクノロジーに秀でることが難しい。Revolut創業者のストロンスキー自身、リーマンブラザーズやクレディスイスを渡り歩いた元トレーダーだ。
チャレンジャーバンクの競合は数多く出現、競争は激化する一方だ。Revolutは「銀行版Amazon」を目指し、多様な商品を提供する戦略を推進する。
Strainer
先週末にナスダックへ上場したイスラエル企業「Global-E Online」。上場初日から株価は2.1倍となり、時価総額は80億ドルに迫る。
手がけるのは越境ECの運用支援サービス。税金表示や決済手段、価格設定などをローカライズできるソリューションを提供する。
創業者のアミール・シュラケットは イスラエル国防軍出身で、起業家としては変わった経歴の持ち主だ。
GMVは指数関数的な伸びを続け、2020年度は前年比2倍の7.74億ドル。既存顧客のアップセルを示す「Net Dollar Retention Rate」は170%と驚異的な水準だ。
高成長を実現した事業モデルとはどのようなものか、昨日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。
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