おはようございます。 Apple Musicがアーティスト向けに再生単価を公表したとして話題になっています。その金額は、1再生あたり0.01ドル。
ストリーミングモデルは音楽市場を再び成長基調に押し上げましたが、アーティスト自身の取り分が不透明であることが批判されていました。
音楽ストリーミングを収益源とするSpotifyに、果たして同じような対応が取れるでしょうか。両者の力関係がどう変わるか、注視したいところ。
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民泊プラットフォームAirbnb創業者CEOのブライアン・チェスキーはCNBCのインタビューで「冬は終わった」とコメント。事業の復調について、力強い見通しを示した。
ご承知の通り、今から約1年前に観光業界はかつてない逆風に直面。わずか8週間で需要は8割も落ち込んだ。
今、Airbnbは大きく復調している。顕著なのが「ワクチンを受けた人は、再び旅行に行く」という傾向だという。60歳を超えた年齢層の高い人も、夏の行楽シーズンに向けて旅行先を探している。
成長の内訳が変わってきたことにも言及する。Airbnbといえば都会の良物件に泊まれることが強みだったが、足元の成長は郊外地域から。国立公園のような地域でも、利用が広がっているという。
チェスキーは「都市活動が戻っても、以前のように都市に戻るわけではない」「あらゆる地域に観光先が分散していく」と自論を展開した。
懸念されるのは宿泊先の供給不足だ。「かつてないリバウンド」に向け、社内ではホスト獲得に奔走。「Made Possible by Hosts」キャンペーンは、ゲストだけでなくホストを惹きつける内容になっているとアピールした。
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SPAC上場が予定されているシンガポール企業「Grab」。ソフトバンクも巨額を投じた、東南アジアで注目のベンチャー企業だ。
始まりはマレーシア。創業者のアンソニー・タンは祖父が「Tan Chong Motors」の創業者。日産車の現地組み立て販売を手がける企業だ。
有力企業の御曹司でありながら、アンソニーは起業の道を選んだ。早くから東南アジアでの多市場展開を推進し、2014年からは事業の多角化も進める。
オンデマンドサービスにおいて、多角化は何を意味するのか?昨日の記事でご紹介したので、ぜひチェックしていただきたい。
米小売最大手のウォルマートが即日配送サービス「Express delivery」の最低注文金額の制限撤廃を発表。これまでは35ドル以上の注文が必須条件となっていた。
「Express delivery」は、2時間以内に商品を家まで届けてくれるサービス。利用料は一律10ドル。宅配需要が急増するなか、昨年4月に開始した。
当初は100店舗での対応だったが、足元では3000店舗にまで拡大。アメリカの人口の約70%をカバーできているという。
商品をピックアップするのは「パーソナル・ショッパー」と呼ばれる専門スタッフ。即日配送の利用増などに対応するため、コロナ禍で人数を倍増。足元では17万人ほどになった。
今回の制限撤廃について、受け取り時間・場所の指定や、会員制度「Walmart+」の無料配送サービスを利用する場合などは例外とする。
夕食の材料やおむつといった必需品をすぐ手に入れたいという需要は強い。Amazonの「Prime Now」、ターゲットの「Shipt」など、小売各社は高速配送サービスの強化を急いでいる。
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