おはようございます。 松山英樹選手のマスターズ初優勝が話題です。マスターズはいわゆるメジャー大会の一つで、1934年に開催されたトーナメントが始まり。
言わずと知れた「大人のスポーツ」であるゴルフですが、プレイ人口は各国で頭打ち傾向。米国では2,430万人。日本はむしろ底堅く、890万人います。
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先ほど、Microsoftがニュアンス(Nuance)買収を発表。一株あたり56ドルを支払い、負債を含めて197億ドルでの巨額ディールとなる。
先月にはゲームメーカー「Zenimax」を75億ドルで買収したほか、直近ではDiscordとの交渉も噂された。近頃のMicrosoftは大きな動きが目立つ。
Microsoftにとっては2016年のLinkedIn(270億ドル)以来、史上二番目に大きな買収になる。領域特化型のクラウドソリューションを強化する戦略で、ニュアンスは文字通りうってつけの存在だ。
ニュアンスは1992年に「Visioneer」の名前で創業。1999年には「ScanSoft」へと社名を変え、2005年には「Nuance Communications」となった。
当初は画像ソリューションに特化していたが、2001年には買収を機に音声マーケットに参入。2010年代に入ってから成長が鈍化したが、音声認識では随一の地位を誇る。
その技術はApple『Siri』の土台にもなった。デフォルトの音声は声優スーザン・ベネット氏のものだが、これを録音したのが2005年、まだ社名が「ScanSoft」だった頃だ。
現在、ニュアンス社の主力はヘルスケア産業向けだ。電子カルテに音声入力できるソリューションを提供し、50万人超の医師が利用する。2020年のヘルスケア売上高は9.15億ドルで、全体の61.9%を占める。
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第三者によるソフトウェアテストを軸に事業を拡大してきたSHIFT。2014年からの成長には目覚ましいものがあるが、大きなマイルストーンとして掲げるのが「売上高1,000億円」である。
直近ではようやく四半期売上高100億円の大台を超えたところ。つまり、マイルストーン達成には今の規模からさらに2倍以上に拡大しなければならない。
オーガニックな事業成長を土台としながらも、SHIFTはM&Aによる積極的な拡大にも注力してきた。最近はフリーランス開発者のマッチング事業「A-STAR」も買収。
一見ソフトウェアテストとは関係ない事業にも見えるが、SHIFTにはシナジーが見えている。昨日の記事で直近の状況について紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
イオンがオンラインシフトを急いでいる。2026年2月期のデジタル売上高を2020年2月期比14倍の1兆円に増やす計画を発表。営業収益のデジタル比率は同期間に0.8%から9%超まで引き上げる方針だ。
注力するのはネットスーパー事業だ。2019年11月にオンライン専業スーパーの英Ocadoと提携。2023年には同社の手がける自動倉庫が千葉市で稼働開始、実店舗を経由せずに食料品を宅配するサービスを始める。
昨年12月にはレシピ動画アプリ「クラシル」を運営するdelyと協業を開始。クラシルが掲載する献立に必要な食材を、イオンのネットスーパーでスムーズに買えるようになった。 順次、対象地域を拡大している。
ネットで注文した商品を店舗で受け取るサービスなどオムニチャネル戦略も進め、小売事業の収益力を強化。営業利益に占める小売の割合を35%から52%まで高める計画だ。
2020年2月期は最終損益が710億円の赤字(前年は268億円の黒字)と過去最大だった。コロナ禍で実店舗の売上が落ち込むなか、デジタル売上の底上げが急務となっている。
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