おはようございます。 ユニクロは先月、「緑のドラえもん」をグローバルサステナビリティアンバサダーとしました。
昨年には高級ブランド「GUCCI」とのコラボでも話題に。企業とのコラボは、世代間をまたいだメジャーなIPであることの証です。
ドラえもんは2112年生まれですから、来年9月3日に生誕100年前を迎えます。今後しばらく、目にする機会は増えそうですね。
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2021年が始まった頃、株式市場において狂乱の中にあったGameStop。デジタルシフトに苦労している、何の変哲もない米国のゲーム販売チェーンだ。
発端と言えるのが、起業家のライアン・コーエンが昨年、アクティビスト(物言う株主)としてGameStopに出資したことだ。デジタル戦略を中心とした業績改善プランを提示し、株価は期待に跳ね上がった。
これに目をつけたのが空売りファンド。それを逆手に取ったのが年初の騒動である。
そして今回。GameStopはライアン・コーエンが会長に選ぶ予定であることを発表。取締役への報酬を削減しつつ、100%株式で支払う方針も掲げた。
ライアン・コーエンはペット通販サイト「Chewy」の創業者だ。弱冠25歳で創業した同社は今や時価総額350億ドル規模の大成功企業となった。
以前も特集したように、コーエンは10代の頃からウェブサイトを作ったりして事業を始めた。やがて「オンラインジュエリー」に可能性を見出し、それまでに稼いだ手金を投じる。
ところが、あるきっかけで準備していたジュエリー通販事業を捨ててChewyを創業。EC事業を成長させる上で、コーエンが何よりも深く考えていたのが「Amazonに負けない」ことだ。
コーエンがGameStopにどんな可能性を見出しているかは以前ご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
Strainer
今や時価総額で世界第4位にのぼりつめたAmazon。誰もが知る大成功企業だ。
創業当初は、まだ「インターネット」という概念すら知らない人がほとんどだった。そんな中でジェフ・ベゾスはヘッジファンドでの華々しいキャリアを投げ捨て、シアトルでAmazon立ち上げに踏み出す。
今では有名な「Everything Store」という構想のもと、ベゾスはコンピューターのソフトウェアや事務用品、アパレル、音楽など候補となる商品群を20種類ほど挙げた。
最終的に一番適していると判断したのは「書籍」だ。その理由については、既にご存知の方も多いだろう。
先日の記事ではジェフ・ベゾスの生い立ちについて紹介しながら、上場までの経緯をご紹介した。参入時の考え方やIPO時点での成長角度など、現代を生きるビジネスパーソンにとっても参考になる部分は多いはずだ。
Rolls-Royce Motor Cars (Press Kit)
高級車メーカーのロールス・ロイス・モーター・カーズは4月8日、2021年1〜3月の販売台数が前年比62%増の1380台だったと発表。第一四半期として、創業来116年の歴史の中で過去最高を更新した。
ロールス・ロイスはイギリスで生まれ、航空機エンジン製造なども手がけていた。 1973年に自動車部門が切り出され、現在は独BMWの傘下に入っている。
今回特に売れ行きがよかったのは、2018年に発売された新型SUVの「Cullinan(カリナン)」。最低価格は33万5000ドルだが、カスタムとあわせて一般的には40万ドル以上かかるモデルだ。
地域別では中国やアメリカ、アジア太平洋地域が好調。特注車の発注も記録的な水準に達しており、2021年度下期分の予約も埋まりつつあるという。
背景にあるのはコロナ禍での世界的な株高だ。富裕層の資産が増大し、高級車の購入が増えている。
トルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは 「2021年度の残り9ヶ月に関しても楽観的に捉えている」 と自信を見せた。
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