おはようございます。 市場ではトウモロコシ価格が8年ぶりの高水準。この半年で50%も高騰しました。
トウモロコシから作られるエタノールは、エネルギーを効率的に引き出すガソリン添加物になります。巣ごもり収束で自動車の交通量が増えれば、ガソリン需要も拡大が見込まれます。
その結果、トウモロコシ価格はさらに上がるかもしれません。今後コーンを食べるたび、ガソリンとの関連性を思い出しそうです。
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ニトリホールディングスが3月31日、2021年2月期本決算を発表。34期連続の増収増益を達成した。
主力の店舗売上(海外含む)は14%増の1638億円。在宅勤務の浸透に伴い、デスクや椅子が引き続き売れている。デスクとしても使える昇降式リビングテーブルなど高価格帯の販売も伸びた。
通販売上は57.5%増の178億円と高成長。ネット限定商品の収納付きチェストベッドや圧縮ポケットコイルマットレスが好調だった。アプリの会員数は73.9%伸び、2月末時点で900万人を突破した。 2022年2月末までに1300万人を目指す。
3月の既存店売上高は前年比5.8%減と、減少率は1年3ヶ月ぶりの大きさとなった。昨年の巣ごもり特需でハードルが高くなっている上、コロナ禍で引越し需要が減少した。
2020年12月には島忠へのTOBを完了。2022年度はPB商品の共同開発や仕入れの一本化によるシナジーを見込む。
Strainer
アメリカで今、ペット産業が伸びている。市場規模は2020年に1,000億ドルの大台を突破。
そのうち41%を占めるのがペットフード。その他にも一般用品やペット自体、獣医によるヘルスケアサービス、医薬品などといった市場が含まれる。
コロナ禍は、米国でのペット産業を大きく加速した。ペットを飼育する世帯数は2020年に5.7%拡大。過去5年の年平均成長率は0.6%に過ぎなかった。
この市場に目をつけて成長を続けてきたのが、ペット用品に特化したネット通販サイト「Chewy」。創業者はあのGameStopに出資したアクティビスト、ライアン・コーエンだ。
足元の動向について昨日の記事でまとめた。ぜひチェックしていただきたい。
米音楽配信大手のSpotifyは3月30日、スポーツに特化した音声交流サービスを手がける「Betty Labs」を買収したと明らかにした。
買収額は非公表。ウォールストリートジャーナルによると、Betty Labsの評価額は8000万ドル近くにのぼる可能性がある。
Betty Clubが運営するのは 「Locker Room」 というスポーツファン向けの音声SNSアプリ。昨年10月にローンチされたばかりのサービスだ。
コロナ禍で試合会場に足を運ぶことが難しくなるなか、音声チャットを繋いで多人数で試合観戦ができることで人気を集める。NBA選手やスポーツレポーターなど著名人による会話が聴けるのも好評だ。
Spotifyは同サービスを拡張し、作家や音楽家、作詞家などが音声交流セッションを主催できるようにする。
TwitterやDiscord、Telegramなどに加え、FacebookやLinkedinも音声SNSサービスへの参入準備を進める。Clubhouseの競合リストは日に日に増えていく一方だ。
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