アプリ会員900万人突破
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ニトリホールディングスが3月31日、2021年2月期本決算を発表。34期連続の増収増益を達成した。
- 売上高は前年比11.6%増の7169億円
- 営業利益は同じく28.1%増の1376億円
- 2022年2月期は、売上8736億円(前年比21.9%増)、営業利益1439億円(同4.5%増)を見込む。
主力の店舗売上(海外含む)は14%増の1638億円。在宅勤務の浸透に伴い、デスクや椅子が引き続き売れている。デスクとしても使える昇降式リビングテーブルなど高価格帯の販売も伸びた。
通販売上は57.5%増の178億円と高成長。ネット限定商品の収納付きチェストベッドや圧縮ポケットコイルマットレスが好調だった。アプリの会員数は73.9%伸び、2月末時点で900万人を突破した。 2022年2月末までに1300万人を目指す。
3月の既存店売上高は前年比5.8%減と、減少率は1年3ヶ月ぶりの大きさとなった。昨年の巣ごもり特需でハードルが高くなっている上、コロナ禍で引越し需要が減少した。
2020年12月には島忠へのTOBを完了。2022年度はPB商品の共同開発や仕入れの一本化によるシナジーを見込む。