おはようございます。 今日は黒酢の日であり、生クリームの日です。
9月6日なので「くろ」系の記念日はたくさんあります。生クリームは「く」と「り」がかかっているそう。変わり種は「松崎しげるの日」。これら全てについて、日本記念日協会が認定しています。
Strainer
エナジードリンク『Monster Energy』を販売する飲料メーカー、モンスタービバレッジ。
売上高は右肩上がりの拡大を続け、2020年には46億ドルに。営業利益は16億ドルと、収益性も高い。時価総額はなんと516億ドル(≒5.7兆円)もある。
面白いのは、モンスターを生み出した会社がもともと「オールナチュラル」でフレッシュな飲料を販売していたことだ。祖業は1935年創業の「Hansen's」。
現経営陣は家族や友人から資金を集め、上場企業の「箱」を買収。そこから買うべき事業を探して、目星をつけたのが「Hansen Natural」という会社だった。
当然、ナチュラルであることに拘りはない。ヨーロッパで「レッドブル」が流行っているのをみて、自らも「Hansen's Energy」を1997年に発売。しかし同じタイミングで米国に参入したレッドブルには敵わず、泣かず飛ばずに終わる。
それならばと、缶の大きさを「2倍」、砂糖とカフェインをてんこ盛りにしてブランドを作り直したのが「モンスターエナジー」だ。
詳しくは昨日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。
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金融機関向けのクラウドプラットフォームを展開するnCinoが、市場からの評価を高めている。
9月1日に発表された5〜7月期決算で、売上高は6,650万ドル(前年比36%増)。前回予想の上限(6,400万ドル)を大きく上回った。
通期売上予想を2.63〜2.64億ドルへと上方修正。株価は決算発表後の5日間で約20%も高騰した。
中でも注目を集めたのが、ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)との連携だ。米国4大銀行の一つであり、総資産は1.9兆ドルにのぼる。
フランスでも初となる顧客を獲得。大中小あらゆる銀行が世界中でnCinoを利用することを目指す。バンクオブアメリカは2017年以来、nCinoの顧客である。
nCinoは銀行の貸付業務など、定常オペレーションのデジタル化を助ける。顧客は口座開設の完了率を127%も高められ、一方ではサービス費用を92%削減できるという。
サブスクリプション収益の拡大とともに、グロスマージンも改善。直近では60%を超え、3年前の水準(51%)から継続的に上昇している。
世界の民生用ドローン市場で7割以上のシェアを獲得する中国企業、DJI(大疆創新科技)。
創業者のフランク・ワン・タオ(汪滔)は1980年生まれ。幼い頃から飛行機の模型が好きで、学生時代から航空機コンテストで受賞。大学院での研究が高じて2006年に起業するが、その道のりは容易ではなかった。
徹底したプロダクト志向を貫き、従業員とは衝突。中途半端な製品をつくる従業員を即解雇した。創業から2年経つ頃には、創業チームのほぼ全員が辞めていた。
そんなDJIの創業ストーリーについて先日の記事でご紹介した。こちらも極めて面白いので、ぜひチェックしていただきたい。
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