おはようございます。 今日は投資家ウォーレン・バフェットの誕生日。
昨年90歳のバースデーでは友人ビル・ゲイツが「オレオ」ケーキを作った動画を公開。「ウォーレンの頭脳の明晰さは30歳並みで、笑い方は10歳並み、食生活は6歳並み」と紹介しました。
かつてバフェットがゲイツ宅に宿泊した時には、朝ご飯にオレオ一袋を食べていたそう。
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日清食品グループは25日、「カップヌードル」ブランドの世界累計販売食数が500億食を達成したことを発表。
カップヌードルは1971年、世界初のカップ麺として誕生。創業者の安藤百福は22歳でメリヤス(編み物)販売会社を設立して大成功。若い頃から先見性のある起業家だった。
幻灯機、炭焼き、バラック住宅、製塩など多様な事業を手がけた百福が、終戦後に選んだのが「食」の領域だ。当時の日本は食糧難。栄養失調で行き倒れになる人が少なくなかった。
1957年には理事長を務めていた信用組合が破綻して全財産を失う。自らを奮起させ、翌年には「チキンラーメン」が発売。
カップラーメン誕生のきっかけは海外視察だった。欧米には丼がないため、容器が必要。カップヌードルが発売された2年後には米国に進出している。
2019年度、カップヌードルの国内年間売上は1,000億円を達成。2017年度から4期連続で最高売上を更新した。ちなみに、2019年度における日清食品セグメントの売上高は2,013億円である。
本日30日、大塚家具がJASDAQで上場廃止となる。華々しかったその歴史を振り返ろう。
創業の地である埼玉県春日部市は「総桐箪笥」の産地。大塚勝久氏の父、千代三氏 は桐箪笥職人として家業を営んでいた。
1969年に大塚家具センターを創業し、1978年に東京進出。メーカーとの直接取引で「競争力のある価格」を実現、高価だった家具産業に価格破壊をもたらした。
1993年には「会員制」を導入。丁寧に接客するスタイルを定着させ、高級路線へとシフト。当初この戦略は功を奏し、2000年まで売上を大きく伸ばした。
その後はデフレ経済が本格化。消費行動が変化する中、売上は減少に転じる。
2009年に久美子氏が社長に就任するも業績は振るわない。会員制からの脱却を打ち出すと2014年7月に解任、「お家騒動」が泥沼化したのは周知の事実だ。
株主総会で久美子氏が選ばれると、「中価格帯」回帰に向けた戦略を打ち出した。一方、ニトリなど「格安」ブランドも品質向上が進む。大塚家具の売上減少は止まることがなかった。
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ピーター・ティールが設立したソフトウェア企業「Palantir」。社名の語源は『指輪物語』に出てくる未来を見通す水晶玉だ。
CEOのアレックス・カープはティールの旧友であり、エキセントリックなキャラクターでも知られる。トップが独特なら、事業もユニークだ。
最初に展開したプラットフォームは『Gotham』。主なターゲットはパブリックセクターで、用途はテロ対策や国防である。商用向けには『Foundry』も展開。
直近では米国商業顧客向けが前年比90%伸びるなど、プライベートセクターでの成長もアピールする。上位20顧客の平均売上(年間)は3,900万ドルと巨大だ。
先日の記事では、Palantirの事業モデルや成長戦略についてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
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