おはようございます。 6月8日は「世界海洋デー」。国連が2009年に制定した国際的な日で、生態系における海の重要さを強調するもの。
海は地球上の酸素のうち、少なくとも50%を生み出すと言います。一方で大型魚の90%は枯渇し、サンゴ礁の50%は破壊されました。サステナビリティを考える上で欠かせないのが「海」というわけです。
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インドの巨大Eコマース企業「Flipkart」がソフトバンクGを含む投資家から30億ドル以上を調達する見込みだとBloombergが報じた。
評価額は400億ドルにのぼる見込みで、来年に予定するIPOに先んじたものと見られる。年内の上場を予定していたが、インドでのコロナ感染状況の深刻さを鑑み、延期された。
Flipkartは2007年に創業。2018年に米小売大手のウォルマートが160億ドルを投じ、持分の約77%を取得した。
インド経済の将来性の大きさは言うまでもない。Flipkartはインドのスタートアップ史上最大の上場案件となりそうだ。
Flipkartの創業者はAmazon出身。2014年にファッションEC『Myntra』も買収、中小事業者向けマーケットプレイス『Flipkart Wholesale』も手がける。決済サービス『PhonePe』は2016年に買収後、スピンオフした。
Flipkartは2017年まで市場をリードしたが、2018年にはAmazonがインドでの覇権を握ったと言われる。言わば「Amazonとウォルマートの代理戦争」という側面もあり、注目だ。
『ビズリーチ』運営元のビジョナルが6月7日、2021年7月期3Q決算を発表。売上高は206億円、営業利益は31.1億円。前年比での成長率はともに非開示だ。
主力の「HR Tech」部門は売上高194億円、営業利益42.1億円。「Incubation」部門は売上10.4億円、営業損失5.6億円だった。
主軸の『BizReach』は1Qに売上高が前年比5.3%減と苦戦したが、その後は復調。
中でも力強いのが、DX関連求人やポストコロナを見据えたプロフェッショナル採用。首都圏以外の広域でも、COVID-19以前の水準まで復活したという。
採用管理を軸に展開する「HRMOS」は3Q累計での売上が8.5億円。赤字額は11.5億円と大きいが、BizReachからのクロスセルに重点、代理店チャネルの開拓も続ける。
ARRは12億円(前年比17%増)、897社が利用している。月次解約率は直近12か月平均で1.4%。今年に入ってからは解約率1%を割る月もあるなど、改善傾向にある。
業績全体は上振れ基調だが、4月22日に発表した通期予想の変更はなし。売上高は267億円(前年比3.2%増)、営業利益は9.6億円(同56%減)を見込む。
足元の回復トレンドを鑑み、第3四半期に再開した成長投資を第4四半期に加速する計画。販管費は前年比で大幅に増加する見通しだ。
LEGO® Historical assets
世界中の子供たちを楽しませてきた「レゴブロック」。本社はデンマーク南部の小さな町「ビルン」にある。
創業者のオーレ・キアク・クリスチャンセンは元々大工で腕利きの職人だったが、1929年に始まった世界恐慌の煽りを受けて生活が困窮。
生活費の足しにするために木製玩具を作り始めるが、苦難は続いた。そんな中でヒットした玩具の一つが「アヒル」のおもちゃだった。
その後生まれたレゴブロックは長年人気だが、企業としてのレゴは2000年代初め、倒産の危機に陥ったこともある。創業からの歴史について昨日の記事でご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
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