アクティビスト（物言う投資家）として有名なカール・アイカーンが先日、Bloombergのインタビューで暗号通貨に「大きく」参入するかもしれないと話した。

アイカーンはビットコインやイーサリアムといった暗号通貨全般について調べているところ。よくある「暗号通貨には本源的な価値がない」との批判は「少し頭がおかしい」とコメントした。

例えば米ドルの本源的価値とは何だろうか？かつては金本位制だったが、今や完全に切り離されている。今、法定通貨が価値を持っているのは「支払いに使えるから」に他ならないというわけだ。

多くの人が暗号通貨に関心を持つ理由の一つに、株式市場が「馬鹿らしいほどの価格」で取引されているとも言及。要因には個人投資家だけでなく、一部の機関投資家たちの戦略もあるという。

著名ヘッジファンドマネージャーのレイ・ダリオも先日、Coindeskのイベントで「自分もビットコインを保有している」「投資するなら債券よりもビットコイン」と述べた。

暗号通貨市場は相変わらず変動が激しい。財界の著名人によるこうした発言が、長期的にどんな影響を与えるかにも注目したいところだ。

中国のスマホメーカー「Xiaomi（シャオミ）」が好調だ。

2021年1〜3月期の売上高は前年比55％増の769億元（≒1.3兆円）。米政府による制裁で凋落するファーウェイからシェアを奪う。

営業利益は同3.5倍の82億元（≒1400億円）。営業利益率は10.6%で、前年から6ポイント高まった。

スマートフォン出荷台数は前年比69％増の4940万台に伸長。世界シェアは14.1％で、サムスンやアップルに次ぎ3位。 欧州ではアップルを抜き、初めて2位に浮上した。

高価格帯の販売が好調で、『Mi 11』（約7万円）、『Mi 11 Pro』（約8.5万円）、『Mi11 Ultra』（約10万円）の合計注文数は1〜4月で300万台を突破。中国での高価格スマホ市場シェアは16.1%（前年は5.5%）に高まった。

「IoT・家電」事業の売上高は前年比41％増の182億元（≒3100億円）。スマートTVの出荷台数は260万台を超え、中国市場において9四半期連続で1位となった。

独自OS『MIUI』の月間アクティブユーザー数は前年比28.6%増の4.3億人。特に西欧では95.5%増になったといい、海外での成長ポテンシャルをアピールした。

ウォーターサーバー（宅配水）市場が伸びている。

中でも著しい成長を見せるのがプレミアムウォーターホールディングス。2016年に「ウォーターダイレクト」「プレミアムウォーター」が統合してできた会社だ。

ウォーターサーバー市場では、かつて「2WAY」方式と言われる「容器回収型」が一般的だった。そこでは、回収されるまで容器を保管しておく必要がある。

近年は「1WAY」、すなわち届いた容器をそのまま捨てられる方法が主流だ。プレミアムウォーターHD自身、早くからその可能性に賭けてきた。

昨日の記事では、ミネラルウォーターの歴史からウォーターサーバーの普及、近年の動向についてまとめた。ぜひチェックしていただきたい。

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