おはようございます。 先日、ゴリラについて少し調べてみました。
ゴリラはアフリカだけにすむ大型類人猿で、ニシゴリラとヒガシゴリラの二種に大別されます。お相撲さんみたいですね。
有名な「マウンテンゴリラ(ヒガシゴリラに分類)」は1,000頭ほどしかおらず、一番多いのは「ニシローランド(ニシゴリラに分類)」(一般には15〜25万頭)。学名は「Gorilla gorilla gorilla」。ゴリラの中のゴリラです。
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連日話題の「アルケゴス」問題。野村やクレディ・スイス、みずほグループに至るまで、巨額の損失が取り沙汰されている。
アルケゴス(Archegos Capital Management)はいわゆる「ファミリーオフィス」。2013年に元ヘッジファンドマネージャーのビル・フアンによって創立された。
名前の通り、裕福な家族が資産運用などを目的として運営するのがファミリーオフィスだ。金融危機で規制が強化されたヘッジファンドとは対照的に、あくまでプライベートなので開示義務が緩い。
アルケゴスは米バイアコムやディスカバリーといった銘柄にレバレッジを利かせてポジションを構築。ところが3月後半にかけて株価は急落、追加証拠金を入金できず今回の騒動につながった。
一部報道によれば、アルケゴスの運用資産は100億ドル規模にのぼっていたという。システム全体を揺るがす問題ではないと見る向きが多いが、安心してよいのかは疑問だ。
今回の騒動は、ファミリーオフィスの膨張と過大なレバレッジ取引が背景にある。プライベートであるゆえに全貌は見えにくい。
こうした家族の保有資産は、今やプライベート・エクイティとベンチャー・キャピタルの合計額を上回るとも言われる。2019年時点で総額約6兆ドルにのぼったという報告もある。
パンデミック以来、米国ではビリオネアの資産が44%増えたとされ、一方では8,000万人を超える人々が仕事を失った。今回のニュースも、こうしたトレンドと無関係とは思えない。
Strainer
ニトリホールディングスの快進撃が続く。2021年2月期本決算では、売上高と営業利益がともに過去最高を大幅に更新。34期連続の増収増益を達成した。
EC事業も急成長している。4Qの通販売上は前年比57.5%の178億円。デジタル戦略の中心となる『ニトリ公式アプリ』は会員数拡大が続き、今年2月時点では908万人となった。
2022年2月までに1300万人、2025年2月までに2500万人の会員を抱えることが目標。極めて野心的である。
ニトリが具体的にどのようなデジタル戦略を進めているか、先日の記事でご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
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ソニーグループは4月1日、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の子会社がブラジルの音楽レーベル「Som Livre」を買収すると発表した。
金額は14億3800万ブラジルレアル(≒283億円)。ブラジルの大手メディア企業「Globo」から音楽事業を取得するという形を取る。
Som Livreはマリア・メンドンサやレシャなどブラジルで人気のアーティストを多く抱える。レーベル事業のほか、音楽祭や配信プラットフォームの運営も手がけている。
買収後は、SMEのネットワークを通じてSom Livreの保有する楽曲を世界に売り込む。SMEのロブ・ストリンガーCEOは 「ブラジルは世界で最もダイナミックで競争環境の激しい成長市場の1つ」 とみる。
SMEによる買収発表は今年2回目。 2月には米音楽出版会社のKobalt Music Groupから音楽配信サービス事業などを約452億円で取得すると発表した。
ソニーは4月1日、63年ぶりの社名変更を経て「ソニーグループ」となった。成長領域と位置付けるコンテンツ事業の強化に向け、積極投資を続ける。
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