イーロン・マスクが2月11日に人気ポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」に出演、その中での会話が話題になった。

ローガン「ビル・ゲイツが『（電動）トラック（の実現）は無理だ』と言った時のことを教えてくれないか」（187:13頃）

マスク「分からないが、詳しく知らなかったのかも。悪意があったとは思わない。ゲイツがテスラを空売りしていたと聞いたことはある」

これを聞いて浮き足立ったのが、インターネッツ民である。後日、CNBCによるビル・ゲイツへのインタビューで司会者が（勇敢にも）この話題を持ち出した。

ゲイツ「グリーン経済は、もっと沢山のテスラを必要としているね（笑顔）」

司会者「マスクはゲイツがテスラを空売りしたって言ってるけど、本当？」

ゲイツ「イーロンはすごい。本当によくやったよ。もっと沢山のイーロンが要るね」

司会者「じゃあ、貴方はテスラを空売りはしていない？」

ゲイツ「自分の投資について公言はしないんだ。彼は自分がしたことを誇りに思っているだろうね」

ビル・ゲイツほどの人間でも、判断を誤ることはあるということかもしれない。イーロンは「彼を憎んじゃいない」と強調していた。

2019年、ニューヨーク証券取引所に新規上場した「Fiverr」。

あたかも「Amazonで買い物するように」、フリーランサーにオンラインで仕事を依頼できるマーケットプレイスとして成長が加速している。

2020年に広がったパンデミックで、その成長をさらに加速させたFiverr。注目したいのは、2019年までの時点でもう既にユーザー数（Active Buyer）が加速しつつあった点だ。

Fiverrの事業モデルを理解する上で重要なポイントはいくつかある。先日の記事でそれをご紹介したので、是非チェックしていただきたい。

Squareが2月23日、2020年10〜12月期決算を発表。コア事業に逆風が吹く中、送金アプリ「Cash app」では世相の波を掴んでいる。

• 売上高は前年比2.4倍の31.6億ドル
• 営業利益は同じく2.6倍の4,518万ドル
• GPV（取扱額）は前年比12％増の320億ドル

売上は急増したが、そのうち17.6億ドルはビットコインによるもの。

今回もビットコイン原価は17.2億ドルで、粗利は4,077万ドルに過ぎない。とはいえ、営業利益の規模を考えれば相対的に小さな金額でもない。

Squareは追加で1.7億ドル分のビットコインを購入、現金同等物（+短期投資）全体に占める割合は5％にのぼった（12月末時点）。それ以来、価格が高騰しているのはご承知の通りだ。

Cashアプリからの売上（ビットコイン除く）は4.2億ドルで、3Q（7〜9月期）よりは減少した。ユーザー数は堅調で、取引ユーザー数は月間3,600万人（前年比+50％超）にのぼる。

決済端末を提供するセラー・エコシステムはコロナ禍での影響が大きいものの、足元ではEコマース含むオムニチャネルの構成比が増えている。オンライン限定と合わせると、GPV全体の半分を超える（2年前は3分の1）。