事業内容
ブロードリーフは、主にモビリティ産業を中心にクラウドサービスとパッケージシステムを提供しています。Broadleaf Cloud Platformを活用し、顧客の業務を総合的にサポートし、経営や業務改革を支援しています。
ブロードリーフは、モビリティ産業の他にも、機械工具や旅行、携帯電話販売代理業者などに対して業務効率化を支援しています。また、整備工場や製造工場向けに作業分析・業務最適化ソフトウェアを提供し、作業時間の短縮やコスト削減を実現しています。
同社は、ソフトウェアやハードウェアの保守サービスを提供し、サプライ品の販売も行っています。365日稼働のコールセンターや全国の拠点で専門スタッフが迅速に対応するサポート体制を整えています。
ブロードリーフは、ネットワーク経由でのソフトウェアやデータの最新化サービスを提供しています。また、モビリティ産業でのリサイクル部品流通における決済代行サービスや電子受発注機能も提供しています。
同社の事業はITサービスの単一セグメントですが、クラウドサービスとパッケージシステムの2区分で売上収益を公表しています。クラウドサービスにはソフトウェアサービスとマーケットプレイスが含まれます。
クラウドサービスでは、.cシリーズや.NSシリーズ、電帳.DX、CarpodTabなどのソフトウェアサービスを提供しています。マーケットプレイスでは、クラウド版受発注プラットフォームやパーツステーションNETの決済代行サービスを展開しています。
パッケージシステムには、.NSシリーズやOTRSなどのソフトウェア販売が含まれます。また、運用・サポートとして、保守サービスやサプライ品、周辺機器の販売も行っています。
経営方針
ブロードリーフは、企業理念「感謝と喜び」を基に、幅広い業種に製品・サービスを提供し、社会課題の解決に貢献しています。特にモビリティ産業の変革期において、AIや自動運転技術の進展に対応し、Broadleaf Cloud Platformを拡大することで、顧客のデジタル化を支援しています。
同社は2022年に発表した中期経営計画で、「クラウドの浸透」と「サービスの拡張」を成長戦略として掲げています。主力クラウドサービス『.cシリーズ』の浸透を進め、Broadleaf Cloud Platform上で多様なサービスを組み合わせ、顧客の業務を総合的にサポートします。
ブロードリーフは、クラウド化の促進とサービスの拡充を通じて、業務効率化から経営・業務改革の支援へとサービス範囲を拡大しています。特に自動車部品の電子受発注サービスを強化し、業界の非効率を解消しつつ、資源保護にも寄与しています。
また、同社は膨大な自動車関連データを活用し、新たなサービスを創出しています。AI技術とデータを組み合わせ、他社にはない独自のサービスを展開し、カーオーナー向けの新たな事業を立ち上げています。これにより、持続可能な社会の実現を目指しています。