共同紙販ホールディングス【9849】 スタンダード(内国株式)

洋紙卸売、不動産賃貸、物流サービスを提供、洋紙及び板紙の販売、特殊紙の仕入れ、商品の保管・加工・配送を手掛ける。

共同紙販ホールディングス【9849】 スタンダード(内国株式)

洋紙卸売、不動産賃貸、物流サービスを提供、洋紙及び板紙の販売、特殊紙の仕入れ、商品の保管・加工・配送を手掛ける。

事業内容

共同紙販ホールディングスとそのグループ企業は、主に3つの事業セグメントに分かれています。これらは洋紙卸売事業、不動産賃貸事業、そして物流事業です。

まず、洋紙卸売事業では、共同紙販ホールディングス自体が洋紙及び板紙を顧客に販売しています。さらに、同社は子会社のファイビストオフィス株式会社を通じて、特殊紙などの仕入れも行っています。これにより、多様な紙製品のニーズに応える体制を整えています。

次に、不動産賃貸事業についてですが、これは共同紙販ホールディングスが直接手がけています。同社は不動産の賃貸業務を通じて、安定した収益基盤の構築を目指しています。

最後に、物流事業は関東流通株式会社が担当しています。この子会社は、共同紙販ホールディングスを含む顧客の商品の保管、加工、配送を一手に引き受けており、グループ内の物流の効率化を図っています。

これらの事業セグメントを通じて、共同紙販ホールディングスグループは、紙製品の卸売から不動産管理、物流サービスまで、幅広いビジネスを展開しています。それぞれの事業が相互に連携し、グループ全体の強化と市場での競争力の向上を図っています。

経営方針

共同紙販ホールディングスは、教育と文化に貢献することを基本理念に掲げ、紙媒体を通じた社会貢献を目指しています。同社は、新聞、書籍、教育図書などの製作に関わり、紙の安定供給を図りながら、環境変化に迅速に対応する体制を構築しています。2023年度からの5年間で、当期純利益、ROE、ROA、ROICの目標経営指標を設定し、企業価値の最大化を目指しています。

紙需要の減少基調に対応するため、共同紙販ホールディングスは「サラダペーパー」という新商品を開発しました。これは、廃棄予定の農産物の残渣を利用した紙で、フードロス削減やCO2削減に貢献します。また、森林認証紙の販売強化を通じて、持続可能な社会と環境問題への貢献を目指しています。

2028年3月期までの目標経営指標として、当期純利益2億円以上、ROE5%、ROA3%、ROIC5%の安定的達成を目指し、顧客との信頼関係を深め、新商材の創出や商品の多角化にも積極的に取り組むことで、収益力拡大と企業価値向上を図っています。

共同紙販ホールディングスグループは、洋紙卸売事業、不動産賃貸事業、物流事業を展開し、それぞれの事業が相互に連携することでグループ全体の強化と市場での競争力向上を目指しています。