丹青社【9743】 プライム(内国株式)

商業施設やチェーンストア、文化施設の内装設計・施工、事務機器レンタル、情報提供サービスを展開する総合ディスプレイ業。

丹青社【9743】 プライム(内国株式)

商業施設やチェーンストア、文化施設の内装設計・施工、事務機器レンタル、情報提供サービスを展開する総合ディスプレイ業。

事業内容

丹青社は、商業施設、チェーンストア、文化施設の3つの事業セグメントを持ち、それぞれに関連する調査、研究、企画、設計、施工、監理を行っています。商業施設事業では、百貨店や専門店、飲食店、オフィス、ホテルなどの内装や展示会の展示を手がけています。

チェーンストア事業では、ファストファッションやファストフードなどのチェーン展開型店舗の内装を担当しています。文化施設事業では、博物館や科学館の展示に関する業務を行っています。これらの事業は、丹青社とその子会社によって支えられています。

具体的には、丹青TDCと丹青ディスプレイが商業施設やチェーンストアの施工を担当し、丹青研究所が文化施設に関する調査・研究を行っています。また、丹青ビジネスは事務機器のレンタルや販売、丹青ヒューマネットは人材派遣を行っています。

さらに、JDNはWebサイトを活用した情報提供サービスや広告販売、コンテストの企画・運営を行っています。これにより、丹青社は多岐にわたるサービスを提供し、各事業セグメントでの競争力を高めています。

経営方針

丹青社は、空間づくりを通じて未来を描き、人と社会に彩りをもたらすことを目指しています。創業100周年に向けた「私たちの未来ビジョン2046」では、心を動かす空間づくりのプロフェッショナル集団として、変化する社会に対応し続けることを掲げています。サステナビリティやボーダーレスな事業展開を重視し、国内外での新たな体験価値の創造を目指しています。

丹青社の中期経営計画(2025年1月期~2027年1月期)では、成長基盤の整備と新たな領域への挑戦を推進しています。具体的には、働き方改革や人的資本の強化、マーケティング基盤の整備、サプライチェーンの強化、サステナビリティ対応の充実を図ります。また、空間づくり事業の資源を活用し、新規事業の開発・育成を進めることで、長期的な企業価値の向上を目指しています。

業績目標としては、2027年1月期までに売上高95,000百万円、営業利益5,500百万円を計画しています。非財務目標では、働く幸せの実現や生産体制の整備、サステナビリティの充実を掲げています。特に、エンゲージメントスコアの改善や労働時間の適正化、女性管理職比率の向上を目指しています。これにより、丹青社は持続可能な成長を実現し、社会に貢献することを目指しています。