事業内容
株式会社シーイーシーは、連結子会社7社と共に事業を展開しています。同社の事業は主に2つのセグメントに分かれています。
まず、デジタルインダストリー事業では、製造業の顧客を中心に、業務の効率化や品質向上を支援するICTサービスや製品を提供しています。このセグメントには、シーイーシークロスメディア株式会社や株式会社宮崎太陽農園が含まれています。
次に、サービスインテグレーション事業では、企業や組織の業務改革・改善を支援するため、ICTライフサイクル全般をサポートしています。クラウドやセキュリティを含むICTサービスをトータルで提供し、フォーサイトシステム株式会社や株式会社シーイーシーカスタマサービスなどが主要な会社です。
これらの事業を通じて、シーイーシーは多様な業界に対してICTソリューションを提供し、顧客のビジネス価値を高めることを目指しています。
経営方針
株式会社シーイーシーは、ICTの力で豊かな未来を創造し、社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。同社は、社会、顧客、社員、ビジネスパートナー、株主など、すべてのステークホルダーにとって不可欠な「エッセンシャルカンパニー」としての進化と成長を掲げています。
シーイーシーは、2031年1月期に売上高1,000億円、営業利益143億円、当期純利益100億円を目指す長期経営計画「VISION 2030」を策定しました。また、2026年1月期から2028年1月期の3カ年中期経営計画では、売上高720億円、営業利益86億円、当期純利益62億円、ROE14%以上を目標としています。
同社の中長期的な経営戦略は、「エッセンシャルカンパニーとしての進化と成長」を目指し、事業戦略とコーポレート戦略を軸にサステナビリティへの取り組みを加速させることです。これにより、新たな価値を創造し、企業価値の向上を図ります。
シーイーシーは、2026年から2028年の3カ年を成長期と位置づけ、新セグメントでの事業推進、研究開発、M&A活動に注力します。事業戦略としては、事業モデルの転換、事業領域の拡大、新規事業の創出を掲げています。
コーポレート戦略では、人材戦略、財務戦略、コーポレートガバナンス、社内インフラ強化を重視しています。これらの戦略を通じて、シーイーシーは収益力強化と持続的な成長を両立し、エッセンシャルカンパニーとしての進化を遂げることを目指しています。