事業内容
日本抵抗器製作所は、電子部品の製造販売を主な業務としています。具体的には、抵抗器、ポテンショメーター、ハイブリッドIC、電子機器の製造を行っています。これらの製品は、自動車、農電機器、住設機器、電源機器、医療機器、家電など、さまざまな用途に利用されています。
抵抗器は、日本抵抗器大分製作所、サンジェニックス、解亜園(上海)電子製造有限公司で生産され、日本抵抗器製作所が生産管理と品質管理を行い、日本抵抗器販売が販売を担当しています。ポテンショメーターは、主にサンジェニックスで生産され、同様に日本抵抗器製作所が管理し、日本抵抗器販売が販売しています。
ハイブリッドICは、自動車、空調、電源機器、医療機器、家電などに使用され、サンジェニックスと解亜園(上海)電子製造有限公司で生産されています。電子機器も同様に、さまざまな用途に対応しており、日本抵抗器大分製作所、サンジェニックス、解亜園(上海)電子製造有限公司で生産されています。
経営方針
日本抵抗器製作所は、エレクトロニクス業界での成長を目指し、株主重視の経営方針を掲げています。同社は、JRMブランドのもとでコスト競争力を高め、財務体質を強化し、収益性の向上を図っています。抵抗器、ポテンショメーター、ハイブリッドIC、電子機器の4つの柱を中心に、技術開発力を強化し、ユーザーの期待に応える製品を提供しています。
同社の成長戦略は、グローバル化と新規事業への取り組みを軸にしています。具体的には、中国・東南アジア市場への進出を強化し、海外売上の拡大を目指しています。また、海外協力メーカーとの連携を深め、製品ラインナップを拡充しています。自動車市場や産業機器市場への新製品展開も積極的に行い、売上拡大を図っています。
生産工程の省人化やロボット導入の拡大により、コスト競争力を強化しています。さらに、自社開発の生産トレーサビリティシステムを活用し、リスク管理を最適化しています。顧客と企画段階から関わることで、付加価値の高い製品を提供し、高品質なモノづくりを維持するために社員教育にも力を入れています。
日本抵抗器製作所は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。エレクトロニクス業界の変化に対応しつつ、より付加価値の高い製品の開発と受注活動を積極的に進め、業績の伸長と経営基盤の確立を図っています。