スミダコーポレーション【6817】 プライム(内国株式)

スミダコーポレーション株式会社は、アジア・パシフィック事業とEU事業を展開し、車載用や産業機器用のコイル関連部品やモジュール製品の設計・製造・販売を行う。

スミダコーポレーション【6817】 プライム(内国株式)

スミダコーポレーション株式会社は、アジア・パシフィック事業とEU事業を展開し、車載用や産業機器用のコイル関連部品やモジュール製品の設計・製造・販売を行う。

事業内容

スミダコーポレーションは、純粋持株会社として、国内外の連結子会社と共に事業を展開しています。同社は「アジア・パシフィック事業」と「EU事業」の2つの地域別事業セグメントを持ち、これらを基に生産、販売、研究開発を行っています。各事業では、車載用、産業機器用、家電用などの電子機器に搭載されるコイル関連の部品やモジュール製品の研究、開発、設計、製造、販売を行っています。

スミダコーポレーションの主要製品には、パワーインダクタやRFインダクタ、パワートランスフォーマー、シグナル、EMC、センサ・アクチュエータ、車載用モジュール、磁性材料、セラミック部品、EMS、フレキシブル・コネクション、医療機器用コンポーネントなどがあります。これらの製品は、面実装やピンタイプ、デジタルアンプ用LPFコイル、RFチップインダクタなど多岐にわたります。

具体的な製品例としては、面実装タイプやピンタイプのパワートランスフォーマー、PoEトランス、スイッチング・パワーサプライ、リアクタ、非接触給電コイルなどがあります。また、RF/通信、RFID、アンテナコイルなどのシグナル製品や、ACパワーライン、DCパワーライン、ノーマルモードチョーク、コモンモードコイルなどのEMC製品も提供しています。

さらに、ローターポジションセンサー、ABSコイル、ソレノイドコイルなどのセンサ・アクチュエータ製品や、インバーター用チョーク・モジュール、パワー・コンバージョン、フィルターモジュールなどの車載用モジュールも手がけています。その他、セラミック受動部品、電子製品製造サービス(EMS)、フレキシブルフラットケーブル、通信用アイソレーショントランス、アイソレーショントランスなども取り扱っています。

経営方針

スミダコーポレーションは、技術と人を結びつけることを経営の基本方針とし、業界のリーダーを目指しています。同社は、生活の質を向上させる製品や技術を提供することを使命とし、グローバルな市場で迅速な意思決定と実行力を重視しています。特に、コイル製品の技術力と用途開発力を強みとし、幅広い電子機器に対応する製品を提供しています。

同社の中期経営計画(2024-2026年度)では、脱炭素関連市場での成長を重視しています。具体的には、充電インフラや太陽光発電、蓄電池などの「グリーンエネルギー関連」用途を拡大し、2026年度には売上高の35%以上をこの分野で占めることを目指しています。また、車載市場やインダストリー市場、家電市場においても、それぞれの特性に応じた成長戦略を展開しています。

地域戦略としては、地産地消の体制を強化し、中国、北米、インド、ベトナムなどでの生産能力や研究開発能力を最適化しています。これにより、地政学リスクに対応しつつ、顧客のニーズに迅速に応える体制を整えています。また、DXを活用して業務効率を高め、設備投資を継続しながら生産性向上を図っています。

数値目標として、2026年度には売上収益1,900億円、営業利益135億円、EPS 272円を目指しています。さらに、ROIC 9.31%、ROE 13.18%、3年間累計でフリー・キャッシュ・フロー140億円の創出を掲げています。これらの目標達成に向け、スミダコーポレーションは持続可能な成長を追求しています。