ダイワ通信【7116】 スタンダード(内国株式)

セキュリティ事業では防犯カメラの企画・開発・販売・施工・保守、モバイル事業では携帯電話の契約取次・販売を手がける。

ダイワ通信【7116】 スタンダード(内国株式)

セキュリティ事業では防犯カメラの企画・開発・販売・施工・保守、モバイル事業では携帯電話の契約取次・販売を手がける。

事業内容

ダイワ通信株式会社とその連結子会社2社、ディーズセキュリティ株式会社とアクト通信株式会社は、セキュリティ事業とモバイル事業の2つのセグメントで構成されています。セキュリティ事業では、防犯カメラの商品企画、開発、販売、防犯カメラシステムの施工、保守を手掛けており、大手事務機器メーカーや大手警備会社の販路を通じて、ショッピングモール、小売店舗、工場、学校、医療・公共施設など幅広い業種にソリューションを提供しています。また、ディーズセキュリティ株式会社の認定パートナー制度を通じて、商社や設備会社と協働し、市場の開拓を行っています。

モバイル事業では、ソフトバンク株式会社からの販売委託を受け、携帯電話の通信サービス契約の取次ぎ、アフターサービスの提供、携帯電話端末の販売を行っています。この事業は、同社直営店舗の運営に加え、法人顧客向けの通信サービス契約取次ぎも手掛けており、通信事業者からの手数料収入が主な収益源となっています。

ダイワ通信グループは、マルチベンダー体制による商品力、防犯カメラとレコーダーの接続ノウハウ、AI・IoTを活用した新商品の企画・開発能力を強みとしています。また、アクト通信株式会社による防犯カメラシステムの施工管理能力を活かし、ワンストップでのソリューション提供が可能です。これらの事業を通じて、安心・安全・便利な「Safe City」の実現を目指しています。

経営方針

ダイワ通信株式会社は、セキュリティ事業とモバイル事業を二つの主要な柱としています。同社は、顧客からの信頼を獲得し、社員の幸福と会社の発展を目指すという経営理念のもと、新世代の通信規格やデジタルテクノロジーを活用した新商品の企画・開発に注力しています。特に、セキュリティ事業を成長戦略の中心に据え、安心・安全・便利な未来の街「Safe City」の実現を目指しています。このビジョンを実現するため、モバイル事業からの収益をセキュリティ事業に再投資し、事業規模の拡大を図っています。

ダイワ通信は、ステークホルダーの利益を重視し、コーポレート・ガバナンスの充実と強化にも努めています。経営上の目標達成状況の判断基準として、売上高成長率と営業利益成長率を重要な指標としています。また、経営環境の変化に迅速に対応し、収益力と安定性の確保に努める中長期的な経営戦略を採用しています。これには、営業拠点及び人材の増強、省人化・非対面・自動化へのニーズ対応、新領域への対応強化などが含まれます。

セキュリティ事業では、商品ラインナップの強化・拡大や、新たな顧客層への対応力強化、新商品及びサービスの展開に注力しています。また、モバイル事業では、顧客訴求力の強化や収益力の高い店舗網の整備、優秀な人材の継続的な確保に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ダイワ通信は持続的な成長を目指しており、その過程でコーポレート・ガバナンスの継続的な強化も重視しています。