鎌倉新書【6184】 プライム(内国株式)

仏壇仏具業界向けの出版社から始まり、葬儀、お墓、仏壇を中心に終活領域を拡大し、相続や不動産のアセットマネジメント、介護、単身高齢者向け事業、官民協働事業を展開する企業。

鎌倉新書【6184】 プライム(内国株式)

仏壇仏具業界向けの出版社から始まり、葬儀、お墓、仏壇を中心に終活領域を拡大し、相続や不動産のアセットマネジメント、介護、単身高齢者向け事業、官民協働事業を展開する企業。

事業内容

鎌倉新書は、仏壇仏具業界向けの出版社としてスタートし、葬儀、お墓、仏壇を中心とした終活領域へと事業を拡大してきました。2019年以降、超高齢社会における課題解決を目指し、相続や不動産のアセットマネジメント、介護、単身高齢者向け事業、官民協働事業など、新たなサービスを積極的に展開しています。

鎌倉新書は、終活に取り組む高齢者やその家族の多様なニーズに応じて、適切な事業者を紹介するマッチングプラットフォームを運営しています。このプラットフォームは年間約20万人のユーザーが利用しており、介護施設や葬儀社探しなど、初めての経験となることが多い分野での情報の非対称性を解消する役割を果たしています。

同社は、超高齢社会における「終活」に特化した多様なサービスを拡充し、終活領域でのナンバーワンプラットフォーマーとしての地位を強化しています。高齢者とその家族の「終活」における希望や課題を解決する「終活インフラ」を構築し、社会に貢献することを目指しています。

鎌倉新書は、顧客の個別性の高いデータを蓄積し、新サービスの拡充や集客に活用しています。AIなどを活用して精度の高いデータベースを構築し、独自のエコシステムを形成しています。これにより、唯一無二の終活インフラ企業を目指しています。

特集記事

経営方針

鎌倉新書は、高齢社会の進展に伴うニーズに応えるため、成長戦略を掲げています。同社は「悔いのない人生を生きるためのお手伝い」をミッションとし、高齢者やその家族に向けた情報やサービスの提供を通じて社会貢献を目指しています。

日本の高齢化が進む中、鎌倉新書は葬儀やお墓、遺言、相続、不動産、介護、終末期医療など多岐にわたるサービスを提供しています。これにより、超高齢社会において確かな価値を提供し続けることを目指しています。

同社は、経営指針として「紹介数」「成約数」「クロスユース率」を重視し、売上高や営業利益、EBITDAを重要な指標としています。また、ROEやEPSを通じて良好な財務体質と資本効率の実現を図っています。

鎌倉新書は、クロスユースの強化や集客チャネルの多様化を進めています。顧客データを活用し、ユーザーのライフイベントに合わせた情報発信を行い、多角的なサービス提供を目指しています。また、オフラインでの集客強化や病院との連携も進めています。

さらに、「家族の終活」を中心とした新サービスの拡充に注力しています。高齢化に伴う生前の課題に対応し、老後の不安解消や遺族の負担軽減を目的としたサービスを提供しています。これにより、潜在的なニーズにも応えられる体制を整えています。

企業信頼性の向上も重視しており、終活インフラの整備を進めています。ユーザーに対する信頼性やブランド価値の向上を図り、記憶に残るサービス提供を目指しています。誠実なユーザー対応を通じて、次世代の新規ユーザー獲得を目指しています。