IDホールディングス【4709】 プライム(内国株式)

システム運営管理、ソフトウェア開発、ITインフラ、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育、その他の事業を展開、各種ITサービス提供。

IDホールディングス【4709】 プライム(内国株式)

システム運営管理、ソフトウェア開発、ITインフラ、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育、その他の事業を展開、各種ITサービス提供。

事業内容

IDホールディングス及びその連結子会社10社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これらは主に、システム運営管理、ソフトウェア開発、ITインフラ、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育、その他の5つのカテゴリーに分類されます。

システム運営管理セグメントでは、ITシステムの運営・管理やオペレーション業務を提供しており、株式会社IDデータセンターマネジメントや株式会社インフォメーション・ディベロプメントなどがこの分野で活動しています。

ソフトウェア開発セグメントでは、システム化計画、設計開発、運用保守、プロジェクト管理支援業務を手掛け、株式会社インフォメーション・ディベロプメントや株式会社システムデザインが主要な役割を担っています。

ITインフラセグメントは、ITプラットフォームの設計、構築、運用、保守業務を提供し、株式会社インフォメーション・ディベロプメントやIDM INFORMATION DEVELOPMENT MYANMAR CO., LTD.が関与しています。

サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育セグメントでは、セキュリティ製品の販売、セキュリティシステムの構築・導入支援・運用、業務改革(BPR)、ITガバナンス、ITSMやプロジェクト管理に関するコンサルティングおよびトレーニング業務を展開。株式会社インフォメーション・ディベロプメント、株式会社プライド、株式会社DXコンサルティングがこのセグメントに貢献しています。

その他のセグメントでは、ネットワークセキュリティやコンサルティング以外の製品販売、事務代行、人材採用・トレーニング、現地市場調査、情報収集業務等を行っており、INFORMATION DEVELOPMENT AMERICA INC.や艾迪系統開発(武漢)有限公司が含まれます。

加えて、特例子会社である愛ファクトリー株式会社は、植物工場運営および栽培物販売等を行っています。これらの事業セグメントを通じて、IDホールディングスは多岐にわたるサービスとソリューションを提供し、幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

IDホールディングスは、情報サービス業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗り、その競争力を高めるための成長戦略を推進しています。同社は、経営理念「IDentity」のもと、顧客のニーズに応える高付加価値の情報サービスを提供し、情報化社会への貢献を目指しています。具体的には、コンサルティングからソフトウェア開発、ITインフラ、システム運営管理、サイバーセキュリティ、教育、ヘルプデスクまで、ワンストップでのサービス提供を強みとしています。

中期経営計画「Next 50 Episode Ⅱ 『Ride on Time』」では、2023年3月期を初年度とし、DXサービスの強化、大手ITベンダーとの協業によるサービスの高付加価値化、管理部門の高度化を通じた販管費率の改善などに取り組んでいます。この計画により、2025年3月期の売上高350億円、営業利益30.0億円を目標としており、最近の業績動向を踏まえて目標を上方修正しています。

成長戦略の具体的な施策としては、ITサービス戦略、人材戦略、ニューノーマル戦略、SDGs戦略の4つの基本戦略を掲げています。これらの戦略を通じて、DXサービスの提供、技術者育成、業務の効率化・高度化、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速しています。IDホールディングスは、これらの戦略を確実に実行し、収益力の強化とステークホルダーへの利益還元を目指す成長サイクルの実現を目指しています。