グリーンズ【6547】 スタンダード(内国株式)

当社グループは、ホテル運営を主事業とし、「コンフォート」ブランドを中心に宿泊特化型ホテルの展開、賃貸事業及び不動産管理事業を手掛ける。

グリーンズ【6547】 スタンダード(内国株式)

当社グループは、ホテル運営を主事業とし、「コンフォート」ブランドを中心に宿泊特化型ホテルの展開、賃貸事業及び不動産管理事業を手掛ける。

事業内容

グリーンズグループは、グリーンズ株式会社とその連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンの2社で構成されています。グループは、「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンに掲げ、専業のホテルオペレーターとして宿泊・料飲サービスの提供を行っています。事業セグメントは主にホテル事業とその他の事業から成り立っています。

ホテル事業では、米国チョイスホテルズインターナショナル社が保有する「コンフォート」ブランドを中心に、宿泊特化型で中間料金帯のホテルを日本全国の政令指定都市等の駅前立地に展開しています。また、「ホテルエコノ」「グリーンホテル」「シティホテル」「ホテルエスプル」など、地域特性に合わせた様々なタイプのホテルを展開するオリジナルブランドも運営しています。これらのホテルでは、無料朝食サービスや快眠をサポートする専用寝具、無料の高速インターネットサービスなど、様々なサービスを提供しています。

その他の事業としては、ホテル用不動産の有効活用を目的とした賃貸事業及び不動産管理事業を行っています。これには、ホテルに併設する飲食店やコンビニエンスストア等のテナントへの賃貸や、保有不動産の管理が含まれます。

グリーンズグループは、リース方式を多く採用し、ホテル建物を所有することによるアセットリスクを最小限に抑えるとともに、出店時の開発リスクを抑制しています。また、客室販売においては、レベニューマネジメントを活用し、客室を最適価格で販売しています。

グリーンズグループは、ホテル事業を通じて、国内外の顧客に対して高品質なサービスを提供し、生活文化の創造に貢献しています。

経営方針

グリーンズグループは、2030年を見据えた経営ビジョン「TRY! NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」と、CSR宣言「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を掲げ、全ステークホルダーとの価値共創を目指しています。同社は、2025年6月期を最終年度とする中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」を推進中であり、2024年6月期の目標として売上高38,000百万円、営業利益3,700百万円、経常利益3,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,300百万円を掲げています。

重点戦略としては、ブランド展開によるレジャーターゲットの獲得強化、ビジネス需要の取り組み強化、バンケット機能の高度化と新たなる領域への進出、着実な新店開発の実施、競争力の源泉たる“人財”の確保・育成、さらなるDX推進による業務効率化と新しい顧客体験の創造に取り組んでいます。また、チョイスホテルズインターナショナル社とのマスターフランチャイズ契約に基づき、中間料金帯のグローバルブランドとして日本全国展開を成功させており、今後も新店開発とブランド価値向上を推進していく方針です。

グリーンズグループは、レジャー需要の増加に対応するため、コンフォートブランドの体系を再構築し、新ブランドを立ち上げるなど、既存のホテルの安定的なサービスによるビジネス需要の取り込み強化とともに、インバウンド需要や国内レジャー需要の増加に対応しています。また、エネルギー価格や原材料価格の高騰に対応するため、効果的なレベニューマネジメントを実施し、バンケット事業においても需要回復に向けた機能の高度化を推進しています。これらの取り組みを通じて、同社は成長を加速させる「実行」の年と位置づけ、新たな挑戦を推進しています。