2021年03月09日 07:10
電力ひっ迫、その裏で
Strainer

この冬、日本各地で電力受給がひっ迫したことは記憶に新しい。

火力発電用のLNG(液化天然ガス)の不足に厳しい冬が重なった。日本は発電電力量の約4割をLNG火力に頼る。特に1月は「綱渡り」の日々が続いた。

そんな中、業績予想の大幅修正を発表したのがイーレックスだ。昨年5月に発表した業績予想を43%上回る売上高1,367億円、経常利益140億円に引き上げ。

これを聞いて、「電力足りなかったもんね。当然だ」と理解するのは不十分だ。多くの新電力事業者にとって、電力のひっ迫は「仕入価格の高騰」を意味する。

イーレックスはいかにしてピンチをチャンスに変えたのか?その裏には、約2年前からの経営努力があった。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。