あらゆる機会の母
Strainer
Apple創業者スティーブ・ジョブズが亡くなってから、間もなく10年になる。
有名な話として、ジョブズは「エンタープライズ向け事業」が嫌いだった。理由は、製品を使う人と意思決定者が異なることが多いから。消費者向けは、好きなら買う。それだけシンプルである。
ジョブズの後を継いだティム・クックは対照的だ。彼は過去のインタビューで「法人向けビジネスはあらゆる機会の母」と発言。2015年の法人向け事業は250億ドル規模にあったという。
会社組織や教育機関におけるApple製品の利用は、年々存在感を増している。
このトレンドに最もよく乗っているのが、アメリカの「Jamf」という会社だ。WindowsがOS市場の9割超を牛耳っていた時代から、Apple製品に専念してきた。
先日の記事では、Jamfの創業ストーリーや事業モデルをご紹介した。是非チェックしていただきたい。