ARR100億円
Strainer
クラウド会計ソフトなどを展開するfreeeは3月3日、ARR(年換算保有契約残高)100億円を突破したと発表。国内SaaS企業でARR100億円を突破している企業は、Sansanやラクスなど数える程しか存在しない。
ARRは「Annual Recurring Revenue」の略で、特定日における継続課金ユーザーの月間料金(一時収益は含まない)を12倍にして算出したもの。SaaSを中心としたストック型ビジネスのトップライン指標として用いられる。
freeeは、創業から8年8ヶ月という短期間でARR100億円を突破した。日本のSaaS事業において最も早い水準だ。
2020年12月末時点におけるfreeeの有料課金ユーザー数は24.5万以上(前年比36.8%増)。個人事業主やスモールビジネスを中心に、安定的に新規顧客を獲得している。