日本のVtuberも大活躍
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中国のデジタルエンタメ企業「Bilibili」が2020年10〜12月期決算を発表。通常は前四半期の7〜9月期がピークシーズンとなるが、それを上回る成長を見せた。
- 売上高は前年比91.3%増の38.4億元(≒631億円)
- 営業損失は9.0億元(≒147億円)
- 「ライブ配信&課金」収入が12.5億元(前年比108.5%増)
MAUは2億人の大台を突破し、月次課金ユーザー数は前年比2倍の1,790万人に拡大。横ばいが続いていたMAUの課金率は8.9%に上昇した。
成長を牽引しているのは、ライブ配信&課金だ。 Bilibiliのライブ配信プラットフォームでは、視聴者からの「投げ銭」といった配信者収益の一部を徴収する。課金ユーザー数拡大が寄与したことで、ライブ配信&課金は今四半期から最も売上が大きいセグメントとなった。
ちなみに、Bilibiliのライブ配信では日本のVtuberが大活躍中だ。ユーザーローカルによると、ファン数ベースでは日本のVtuberが1位〜6位を独占している。
2021年1月〜3月期の売上は、新型コロナによる影響が見えないことを考慮して、37〜38億元と発表している。