事業モデルはBSにどう表れるか?
Strainer
中古車の買取販売を手がける「ガリバー」を運営する株式会社IDOM。
1994年に創業し、いわゆる「BSの重い」事業であるにも関わらず、1998年に株式を公開。今で言うスピード上場だった。
急成長を可能にしたのが、ガリバーが開拓した独自のビジネスモデルだ。
日本では自動車メーカーが頻繁にモデルチェンジをするため、中古車の価格下落が著しい。中古車売買業者にとっては、「いかに在庫リスクを抑えるか」が重要だ。
それに対しガリバーは、「在庫を持つ期間をなるべく短くする」というアプローチを取る。仕入れた車両を中古車オークションで売却し、それを前提に買取価格を設定することで一般個人からの信頼を得たのだ。
しかし、その後ガリバーは事業モデルを転換。その変遷が上のグラフに表れている。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。