スタディサプリ、有料157万人
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リクルートホールディングスが2月15日、2020年4〜12月期決算を発表した。
- 売上収益は1兆6561億円(前年比8.5%減)、営業利益は1433億円(同32.5%減)
- 3Q(10〜12月)では、売上収益6115億円(前年比0.5%増)、営業利益685億円(同1.5%減)
- 新社長は海外事業の成長を牽引した出木場久征氏に
HRテクノロジー事業を中心にコロナ禍の打撃から徐々に立ち直りつつある。
3QのHRテクノロジー事業は、売上収益が前年比4.6%増の1145億円。コロナ禍で需要が高まるECや物流関連の採用活動が活発化し、有料求人広告の利用が増えた。
メディア&ソリューション事業は1.1%の増収。「Go To」キャンペーンを追い風に旅行分野が好調だったほか、自治体や学校単位での導入が増加し、「スタディサプリ」の会員数も加速している。
一方、コロナの打撃が深刻な外食企業からの広告出稿が減り、飲食分野は低調のままだ。挙式を控える傾向も変わらず、結婚分野も厳しい環境が続いている。
4月1日には、現副社長兼COOの出木場久征氏が社長兼CEOに就任する。 「Indeed」の買収など海外事業を率いてきた知見を生かし、コロナからの反転攻勢を狙う。