2021年01月30日 08:00
過去最高の売上高
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サイバーエージェントが1月27日、2020年10〜12月期(1Q)決算を発表した。

  • 売上高は前年比13.3%増の1,310億円
  • 営業利益は同8.7%減の70.6億円
  • 業績予想は売上5,000億円(前年比4.5%増)、営業利益300〜350億円(同△11.5〜3.3%)

インターネット広告事業が好調で、売上765億円(前年比13.8%増)で過去最高。同じく営業利益は57億円で、営業利益率7.5%という着地だ。

サイバーエージェント

広告事業では運用力に技術力を組み合わせ、シェア拡大を目指す。強化分野として「極予測AI(クリエイティブ制作)」「極予測TD(テキスト自動生成)」に続いて「極予測LED(撮影)」をリリース。

ゲーム事業の売上は299億円と、前年比15%減。既存タイトルの季節要因などが影響した。1月時点では元通りの水準に戻り、2月に大型新作を控えていることから「一時的な不振」と説明している。

メディア事業については後述するが、全体の売上高としては過去最高。ゲーム事業の減益を投資育成事業がカバーすることで、営業利益を確保した。