2020年11月13日 08:43
需要増に備え、物流拡大
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昨日発表されたオイシックス・ラ・大地の4〜9月期決算は、最終損益が24.5億円の黒字だった。前年比528%増と大幅な増益である。

  • 売上は前年比46%増の475.7億円
  • 営業利益は同341.5%増の39.8億円
  • コロナ禍での特需により売上が増加した一方、販促費は抑えられ、営業利益が「特殊に増加した」と説明
  • 通期予想は売上900億円(前年比27%増)、営業利益50億円(同103%増)

オイラ大地

『串カツ田中』販売が17万本突破

  • Oisix単体の会員数は前年比21%増の27.4万人、ARPUは12,986円(前年比22%増)
  • そのうち『Kit Oisix』が18.6万人(前年比38%増)、おうちご飯のマンネリ化解消に寄与
  • Kit Oisixではモスバーガーや大戸屋とコラボ、どちらも即日販売
  • モスバーガーとのコラボは「時を忘れる 魅惑のボロネーゼ」
  • 人気店の看板商品を自宅に届ける『Oisix おうちレストラン』も人気

狭山ステーションは10月に竣工。3Qはテスト稼働、4Qより稼働を開始し出荷キャパは前期末比50%増に。コロナ再拡大にも対応できるとアピール。

出荷キャパシティの確保を機に、積極的な新規獲得を再開する。需要が高まっている時機だけに、どれだけの成長を実現できるか注目が集まる。

株価は昨日、7.8%高騰。時価総額は1,231億円となった。