2021年01月11日 08:00
V字回復の理由
Strainer

『無印良品』を展開する良品計画。

先日発表された決算では、2020年3〜5月期の営業赤字からしっかりとV字回復を遂げている。前年同時期(2019年9〜11月)と比べても営業利益は43%もの増益だ。

良品計画は、以前から収益性の悪化に苦しんできた。背景にあるのは、積極進出を進めた中国市場での競争激化だ。『名創優品(MINISO)』をはじめとする安価なバラエティストアが勃興している。

新型コロナの拡大により、良品計画の業績はつるべ落としのように悪化するかと思われた。しかし、蓋を開けてみれば見事なV字回復を遂げている。

目下、その一番の要因となっているのは「価格改定」である。その裏には、『無印』ブランドの確固たる哲学があった。先日の記事で紹介したので、是非チェックしていただきたい。