GMOフィナンシャル、絶好調
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GMOグループ金融子会社「GMOフィナンシャルホールディングス」が2020年12月の月次業績速報を発表した。
- 暗号資産の月次売買代金が前年比471.5%増の2兆5,794億円に急増
- 店頭FX(GMOクリック証券のみ)は142.0%増の1兆2,186億円
- 株式の月間売買代金は17.8%増の1兆924億円
2020年3月以降は各種取引の増加傾向が続く。GMOクリック証券の全商品預り資産は前年比25.1%増の9,268億円に拡大した。
特に暗号資産は取引が急増している。ビットコインが史上最高値を更新し続け、年末には約3万ドルまで高騰。その後も上昇は続き、3.7万ドルに到達したのはご承知の通りだ。
GMOコインの口座数は前年比14.0%増の34万1,146口座、12月の月間売買代金は前年同月の5.7倍にものぼった。
店頭FXも堅調だ。月間売買代金は前年の2.4倍、12月末時点の口座数は70万口座を突破した。 値幅が拡大したことに加え、在宅勤務で昼間のトレード頻度が上がったことも業績を後押しする。