何事もなかったかのような業績
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Strainer
米国のスポーツ用品メーカー「ナイキ(Nike)」。
今年の前半、新型コロナウイルスの感染拡大で店舗の営業停止を余儀なくされ、3〜5月期には赤字に落ち込んだ。しかし、6〜8月期には前年を大きく上回る黒字に復調。
ナイキはトップブランドだから、コロナだろうと商品が売れたのだろうか?
とんでもない。その裏には、組織全体で推し進めてきた企業努力がある。 象徴的なのがEコマースだ。ナイキのデジタル売上は3四半期連続で前年比80%を上回る成長となった。
これを率いるのが、かつてPayPalなどIT企業の幹部を歴任したジョン・ドナフーCEO。超一流のIT経営者である。
デジタル前提で組織を作り替えることで、ナイキの商品戦略も変わってきている。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。