2022年11月28日 13:15
不動産テックのスマサポが上場へ 大幅増収を見込む理由とは
Strainer

不動産テック企業のスマサポ(東京都中央区)が11月25日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場予定日は12月29日。

不動産の宅都ホールディングス(現TAKUTO INVESTMENT)の子会社として設立。アウトバウンドコールセンター「スマサポサンキューコール」やスムーズな物件内覧をサポートする「SKB」、家賃保証サービス「sumai保障」などを提供する。

主力のサンキューコールでは800社以上の不動産管理会社と取引がある。管理会社と入居者をつなぐスマホアプリ「totono(トトノ)」を次なる事業の柱として強化し、サービス開始から2年で契約社数は73社、利用世帯数は40万を超える。

2023年9月期の売上高は42%増の29億円、経常利益は137%増の1億8500万円を見込む。強気の売上予想の陰にどんなストーリーがあるのか、上場申請書類の内容をもとに解説する。