2022年08月16日 12:00
訪問看護ステーション向けSaaS提供のeWeLLが上場へ
https://strainer.jp/ipo

訪問看護ステーション向けにSaaS事業を展開するeWeLL(イーウェル)が8月12日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は9月16日を予定している。

目を引くのは業績だ。売上高は急拡大し、収益性も高い。2021年の売上高は11.9億円、経常利益は4億円を超えた。

本文中で詳細データを紹介するが、訪問看護ステーションは成長市場だ。2010年までのステーション数は5000件前後に過ぎなかったが、その後10年で倍増。今では1.4万件を超えるまでに拡大した。

今回の記事では、eWeLLという会社がなぜ成長したのか、日本社会を取り巻く根本的な背景から紹介する。その上で、同社が手掛けるSaaS事業のビジネスモデルと成長戦略について解説する。