2022年08月11日 13:44
苦境メルカリ、「日本ユーザー」「米売上高」初の減少 決算と方針を解説
Strainer

大胆な投資でトップラインの拡大を続けてきたメルカリの成長が鈍化している。地盤の日本で直近の利用者数が減少し、頼みの米国も減収に転じた

全体規模の拡大は続くが、2022年6月期の最終損益は再び赤字を計上。成長性や収益化への不安から、時価総額は前の期のピークから3分の1まで下がった

山田進太郎CEOは「世界的なマーケットプレイスをつくる」という大目標の下、日米以外の国でも成長機会を探る姿勢を改めて強調している。決算から、メルカリの今と成長方針をひもとく。