2022年08月09日 18:33
サントリー食品が12%増収、アジア欧米需要↑ 日本も販売数最高に
Strainer

サントリー食品インターナショナルが9日発表した2022年1〜6月期(1〜2Q)の決算は、売上高が前年比12%増の6790億円だった。コロナ規制の緩和で外出機会などが増え、アジア太平洋や欧米の飲料需要が拡大基調にある。

ベトナムでエナジードリンク、タイで低糖質の「Pepsi」など清涼飲料の消費が増え、アジア太平洋が17%の増収。屋外イベントの増加でスポーツ飲料が売れた欧州は26%増、米国は27%増と海外が好調だった。

最大市場の日本は3%増の3059億円。好天が多く外出が増えたことを背景に、販売数量は1〜6月で過去最高だった。ブランドでは、「サントリー天然水」と「伊右衛門」の販売数がこれまでで最も多かった。