2022年08月01日 16:48
JAL、首都圏発が回復傾向 制限緩和で国内旅客3倍以上に
Strainer

日本航空(JAL)の2022年4〜6月期決算は、売上高が前年比102%増の2688億円だった。コロナ感染拡大初期の2020年1〜3月期(2731億円)と同水準。経済活動の再開や行動自粛の解除が追い風で、旅客数は238%増の285万人となった。

国内線は行動制限の解除で首都圏発の需要が戻り始め、旅客数は225%増の270万人。6月の入国制限緩和で、国際線は488%増の約15万人となった。ともに利用率は6割前後だった。

純損益は159億円の赤字(前年は559億円の赤字)で、赤字幅は縮小した。赤字は10四半期連続。