2022年07月14日 12:29
"絶望感あふれる"経産省「未来人材ビジョン」 要点解説
Strainer

「産学官が目指すべき人材育成の大きな絵姿を示す」として、経済産業省が5月末に公表した「未来人材ビジョン」。「絶望感あふれる」「日本の崩壊が一目瞭然」と、SNSを中心に議論を呼んでいる。

「企業が人に投資せず、個人も学ばない」「部長の年収は、タイよりも低い」「国際競争力は、この30年で1位から31位に落ちた」ーー。

109ページの資料には、先進国と呼ばれてきた日本が、国際社会から取り残されている「耳の痛い」現状がずらりと並ぶ。今回の記事では、内容を5つのポイントに分けて解説する。