2022年07月13日 14:32
国内コーヒー産業の現代史〜喫茶店からスタバ、セブンイレブンまで〜
統計をもとにストレイナー作成

多くのナレッジワーカーにとって欠かせない存在である「コーヒー」。地元のカフェから大手チェーン、コンビニに至るまで、街を歩けばいつでも手に入れることができる。

世界全体で見ても、コーヒーの消費量は増え続けている。ICO(国際コーヒー機関)によれば、主要輸入国における消費量は1990年と比べ、およそ1.5倍に増えた。

日本も世界有数のコーヒー消費国の一つだ。主要輸入国の中では米国、ドイツに次いで多い。輸出国を含めるとブラジルが大きく、消費量は米国に次いで大きい。

日本では江戸時代にコーヒーが伝来し、明治時代には「喫茶店」が登場、昭和にかけて繁栄を謳歌した。そして平成以降、日本のカフェ産業は大きな転換を遂げている。今回の記事では、その変化の全貌を紹介する。