2022年07月05日 19:26
メタバース基盤のambr、10億円調達 電通などが追加出資
ambr

メタバース関連技術のambr(アンバー、東京都中野区)は5日、事業成長期のシリーズAラウンドで約10億2000万円を調達したと発表した。ANRIや電通グループ、SBIインベストメントなど5社を引受先とする第三者割当増資を実施した。調達した資金は人材採用や新サービスの開発に活用する。

どんな会社?

ambrは2018年の設立で、2021年5月に電通グループと資本提携を結んでいる。2021年にメタバースの構築と運営ができる基盤システム「xambr(クロスアンバー)」の提供を開始した。東京ゲームショウとして初のVR会場となった「TOKYO GAME SHOW VR 2021」では、電通と共同でメタバース空間の構築やイベントを手がけた。

資金使途は?

調達資金を活用して人材採用を進め、現在の20名強から1年以内に40名以上に増やす計画だ。また、新たなメタバースのプラットフォームの構築も進める考えだ。