2022年06月30日 17:09
DX支援のROUTE06、15億円調達 5年で組織を7倍に
ROUTE06

企業のDX化を支援するROUTE06(ルートシックス、東京都渋谷区)は30日、創業期にあたるシリーズAラウンドで15億円を調達したと発表した。ベンチャーキャピタル(VC)のALL STAR SAAS FUNDが主導し、ジャフコグループやデライト・ベンチャーズ、銀行系のVCなど計7社が第三者割当増資を引き受けた。

どんな会社?

ベビー用品EC運営のスマービーを立ち上げた、遠藤崇史氏が2020年に創業した。 異なるシステム間でデータをやり取りできるAPIプラットフォームの「Plain」を展開。通販サイトや受発注プラットフォームなどのデジタル事業の立ち上げや継続的なサービス改善を支援する。開発体制が不十分な企業でも、同社のプラットフォームを使うことで、開発期間を大幅に短縮できる。

これまでにそごう・西武や三菱マテリアルなどと協業した実績を持つ。

資金使途は?

調達した資金を基にPlainの機能開発や人材採用と育成を進めていく。今後5年間で、大手企業を中心とした100件以上の契約獲得を目指すとともに、従業員数を現状の約7倍にあたる200人規模にまで増やす考えだ。