2022年06月16日 13:09
顧客エンゲージメントPF「Braze」4つの差別化要因
開示資料より作成

米国企業「Braze」が急成長を続けている。顧客エンゲージメントプラットフォームを手掛けるSaaS企業だ。

顧客エンゲージメントプラットフォームとは、企業が顧客とつながる「接点」を改善するためのソリューションを表す。例えば成約率、リピート率や継続率といった指標を向上させる。

この領域では巨人アドビが「Adobe Marketo Engage」を手がけるほか、SAPが2020年に「Emarsys」を買収。日本でもCX(顧客体験)プラットフォームを標榜するプレイド社の「KARTE」が知られる。

景気後退が懸念される中、企業のマーケティング投資もこれから変化する可能性がある。より問われるのは、投資対効果の高さ。そこで顧客エンゲージメントの重要性がさらに高まるというのが、Brazeの見立てだ。

パワフルな競合がひしめく中で急成長するBraze。そのCEOがアピールするのは「4つの差別化要因」だ。こちらの記事では、同社のサービスを改めて紹介した上で、戦略を紐解く。